▼三重県の教育の特色
三重県では、平成23年度から平成27年度までの5年の間に取り組む内容を「三重県教育ビジョン」として発表しています。その中で、教育の本質を『子どもたちの可能性を引き出すこと』と捉え、基本理念に据えています。そして『郷土の教育資源を生かす』ことを基本方針に明記すると共に、外国人児童生徒の教育の充実や国際理解教育の推進、そして郷土教育の推進等の取り組みを表明しています。外国人児童生徒の教育の充実では、学校の指導体制の確立だけでは無く、多文化共生の教育の推進を行い、国際理解教育の推進では、英語教員などの資質の向上にも取り組みます。また、郷土教育では、三重県に関わる教材の開発だけでは無く体験活動や新県立博物館の整備と活用などを通して、郷土を愛する心を養います。

▼三重県のキャリア教育
三重県が平成23年度に発表した「三重県教育ビジョン」の中で、「キャリア教育の充実」を取り上げています。『「働くことの尊さ」を伝えるとともに、職業を体感できる機会を設けるなどの取組を系統的に進めます』と明記しており、働くことの楽しさや意義だけでは無く、厳しさについても家庭で話し合うことを推奨しています。主な取組みの内容については、職業教育の推進や就職支援の実施だけではなく、「教育活動全体を通したキャリア教育の深化」を取り上げています。各教科の学習だけではなく、道徳や総合的な学習の時間等教育活動全体を通して、職場見学や職場体験等の機会を充実させ、働くことの意義を学んだりコミュニケーション力の育成をしたりなど、学びを深めると共に能力の育成を目指しています。

▼三重県の主要大学一覧
三重県には以下の大学があります。
学生家庭教師の派遣を依頼する場合は、以下の大学に所属している可能性が高いのです。
（　）内の数値はいくつかの偏差値情報から算出した概算値となります。

国立大学：三重大学（54～58）、三重大学（医学）（70）
公立大学：三重県立看護大学（53）
私立大学：皇學館大学（41～54）、四日市看護医療大学（52）、鈴鹿医療科学大学（43～52）

▼三重県の高校受験に関して
三重県の公立高校を受験する際、内申書には中学3年間の成績が対象となり、それぞれ9教科5段階で記入されます。
後期選抜の合否の判定は3段階で行われ、第1段階と第2段階では、内申点の上位者のうち、学力検査 （5教科250点満点）の上位者が合格となります。
第3段階では各高校が示す「特に重視する選抜資料等」に基づいて選抜されます。
高校・学科・コースによっては、面接または実技などを行うところもあります。
前期選抜（推薦入試）は希望する高校が、学科・コースごとに実施し、中学校長の推薦書が必要となる学校もあります。
自己推薦書、内申書などの選抜資料と、面接、自己ＰＲ、作文・小論文、実技、学力検査、総合問題から、各学校が実施する検査の結果を総合し、合格内定者を決定します。

▼三重県の偏差値上位の私立中学校
高田中学校（68）、鈴鹿中学校（62）、三重中学校（61）、暁中学校（Sアドバンスト）（59）、
三重大学附属中学校（56）

▼三重県の偏差値上位の高校
四日市高校（69～71）、伊勢高校（65～69）、津西高校（62～69）、桑名高校（62～68）、四日市市南高校（63～68）、上野高校（58～66）、津高校（66）

▼三重県の学力
三重県は全国学力テストでは30位です。