静岡県のK.Cさんの合格体験記

執筆者紹介

K.Cさん

自己紹介
当時公立の進学校に通っていました。高2の時は国立大学への進学を希望していましたが、途中でどうしても入りたい私立大学が出来たので、志望校をそちらに変更しました。

家庭教師の利用方法

三島にも塾はあるのですが、私が思ったような内容の授業をしてくれるところがないので、家庭教師を頼みました。学生ではなく、東大卒の父の会社の部下にお願いしました。私立大学への対策をしつつ学内での推薦入試も狙っていたので、家庭教師には学校の授業で出来るだけいい点数を取れるような指導をお願いしました。

合格体験記

私の通っていた高校は、高校2年生から個人個人の進路によって、こまかくカリキュラムが異なります。当初は「国立大学文系コース」を選択していたので、履修する科目も理系文系を問わず、幅広く勉強するものでした。ですが、高校2年の夏休み頃からどうしても行きたい私立大学が出来て、志望校をそちらにシフトすることになりました。行きたい大学は私立文系だったので、国立文系のコースほど理系の科目を勉強しなくて済むのですが、途中でコースは変えられません。

私は国語や数学、英語は得意だったのですが、理系科目はほとほとダメな方で、特に化学は惨憺たる成績でした。受験のことだけを考えると、学校での化学は捨てるという選択もあったのですが、私のどうしても行きたい大学には指定校推薦枠があり、私の高校から一人はその大学の学部に行ける制度がありました。入試一発勝負ではどうなるかわからないので、一般入試も視野にいれつつできれば学校推薦で入学したいと思っていました。

そのためには全ての科目において、いい成績を取る必要があります。国語、英語、数学は自分でもそこそこ頑張れたのですが、化学などの理系科目はどうにもなりません。もともと田舎なので周囲にあまり塾もなく、化学を特化して教えてくれるような所もありませんでした。たまたまそんな話を父が会社でしたところ、東大の理系出身の若い方が勉強を見て下さるというので、理系科目を中心にお願いすることにしました。

週に2回、2時間ずつ化学をメインに教えて貰いました。私は基本的なことがさっぱり分かっていなかったので、そこから教えて貰いました。ただ家庭教師の方は「理科系のことが好きで勉強してきた」方で、根っからの理系人間でした。ですから私がつまずいている所でも「なぜ、こんなところが分からないのか、理解できない」というところがあったようです。

家庭教師を選ぶ時には、どうしてもその人の出身大学に目が行きがちですが、本当に大事なのは「分からない所を、生徒の立場に立って教えてくれる」ことなので、もしかすると多少出身大学は二流でも、自分自身が苦労してその教科を勉強した人の方がいいのかもしれません。そのような方は自分もつまずいているので、なぜ生徒がつまずいているのかもよくわかるのです。ただこれは今になったからこそ言えることであり、教えて貰っている当時は「なんで自分はこんなことも分からないのだろう」と頭を抱えていました。

また相手が学生ではなく、社会人だったということもあり、あまり気軽に質問できるという雰囲気ではありませんでした。決して怖い先生ではなかったのですが、授業がある日は「ああ、また今日は家庭教師の日か」と気が重くなっていたのも事実です。プロの家庭教師を除けば、普通は家庭教師というのは学生がやるので、年齢も近く質問もしやすいと思います。ただ私が住んでいた地域にはあまりいい大学がなかったので、質のいい学生の家庭教師を雇うことは難しかったのです。

私とそれほど相性のいい家庭教師とは思いませんでしたが、他に選択肢がないので彼に頼るしかありません。ただ一方的に教わるというよりも、自分でも日頃から地道に勉強を重ね、家庭教師に来て貰う時には、日頃自分が続けてきた勉強で生じた疑問などを積極的にぶつけるようにしました。彼も知識の量は大変豊富なので、こちらの疑問にはいつも丁寧に答えてくれました。普通の大学生だったら、なかなかこうはいかなかったと思います。

教えて貰っているのは、最初は化学だけでしたが、段々数学なども教えて貰うようにしました。英語や国語はあまり得意ではなかったようなので、他に塾に通ったり、学校の先生に直接聞くなどして勉強をしました。そうやっていると、各教科で万遍なくいい成績が取れるようになっていったので、担任の先生にも「このままでいけば、学校推薦は大丈夫ではないか」と言われていました。

高校3年になると、私立文系コースに入り、受験科目を中心に勉強することになりました。もう化学は勉強しなくて良かったのですが、数学は取っていました。ですから3年の時もこの家庭教師には来て貰っていました。付き合いが長くなると、お互いのこともよく分かりますので、その家庭教師がどのような分野が得意なのかもよくわかります。社会人ですしプロではありませんので、どんどん計画を立ててこちらに提示するタイプではありませんでしたが、こちらが質問をするとそれにはきっちり答えてくれる人でした。私がした間違いについても、このような考え方をしたので、こういうミスにつながった、ということをしっかり教えてくれました。間違いをただ指摘するだけでなく、考え方もきっちり教えてくれるこの方法は、数学だけでなく他の教科にも応用できました。

結局、学校推薦がうまく取れましたので、実際の受験をすることはありませんでしたが、学内での選考も結構厳しいものでした。かなり成績のいい学生たちが全部で20人くらい応募して、その中の一人しか学内推薦は貰えません。決まるまでは本当に胃の痛む毎日でした。このようにうまく推薦がとれたのも、この家庭教師に化学と数学をしっかり見て貰って学校の成績をしっかりキープできたからだと、感謝しています。

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