家庭教師の先生には時給2500円で週2回、高3の夏から来ていただきました。受験直前の11月以降は、先生のご都合のつくかぎり週3から4回、お願いしていました。
先生は兄の友人で、大学生の学生家庭教師の方でした。常時2~3名の生徒さんの指導をされていたそうです。
私の場合、塾には通わず、家庭教師の利用のみでした。
私は大学受験の意識がかなり低く、本腰を入れて受験勉強に取り組もうと考えはじめたのは高校3年の春でした。兄が二人おり、塾などには通わず知り合いの方に教えていただいて大学進学をしておりましたので、通塾するという考えはありませんでした。
英語や国語が好きでしたので、早稲田大学と上智大学を志望校に設定しました。わかりやすいと定評のある問題集や参考書を買い込み、さっそく自宅で学習をはじめました。私の通っていた高校は公立だったためあまり受験対策に重きをおいておらず、それまで受験勉強らしい勉強をしていなかったので独学では英語の学習にすぐに限界が見えました。そこで、兄の友人で上智大学に通っている家庭教師の先生を紹介してもらうことになったのです。
先生はオランダに住んでいた経験があり、英語の指導経験も豊富だということでしたのでネックになっていた英語の指導をお願いすることにしました。特に上智大学の外国語学部、英語の試験配点の比率がほかの2教科より高かったので、英語をのばさなければ合格は不可能だと考えていました。先生と言っても兄のところに遊びにいらしていることもあり、何度かお会いしたことがありましたので、男性の先生であってもそこまで緊張することはありませんでした。
先生に来ていただくようになる前に、単語や文法など基本的なことは学習済みだったことと、指導をお願いしたのが既に夏で時間がありませんでしたので、先生との勉強方法は最初から過去問演習と模試の復習からはじまりました。赤本をコピーして事前に解いておき、先生に来ていただいた際に添削指導をしていただくというスタイルです。
はじめはほとんど解けず、わざわざ見ていただくのが申し訳ないほどでした。入試対策というのは、知識以外にテクニックも必要なのだということを私が知らなかったからです。いくら単語や文法が頭に入っていても、こういう文種のときはこういうふうに読みこういうふうに解く、ということをわかっていなかったのだと思います。先生には、そのあたりを指導していただきました。
成績の推移ですが、教えていただくようになる前はよくてC判定、ほかはだいたいD判定だったのが、B判定・C判定で安定するようになりました。それだけなく、過去問添削をしていただく際に、先生に解説していただかなければならない箇所が少しずつ減っていて、同じ二時間でも多くの問題をあつかえるようになったので、日々手応えを感じることができるようになりました。
11月以降は、ほかの生徒さんとの兼ね合いで、先生のご都合のつくかぎり来ていただきました。学校も自宅学習期間に入っており、こちらも時間の融通がききましたので、存分に教えていただくことができました。年明け以降は、本当に確認のみといった感じで、入試に向けたメンタル面をケアしていただいたという状況でした。
結果としては、早稲田大学に合格することができました。合格を報告した際、先生に「○○家一の出世頭だね」と言っていただいたのを、今でも印象深く覚えています。ご指導をお願いして、本当によかったと思っています。
私の場合は、もともと顔見知りの先生だったので心配はなかったのですが、家庭教師をお願いする際は、先生の実績だけでなく、人柄も重視したほうがよいと思います。知り合いの方に紹介していただくなどできればよいと思います。悪かった点は特に思い当たらないのですが、塾の集団授業などで、周りで同じように勉強している仲間の姿が見られたほうが励みになる、といった方には向いていないかもしれません。また、生徒本人だけでなく、ご家庭の方と先生の間でもコミュニケーションを取られると、成績や志望校など本人からは聞けない情報も得られるので安心だと思います。
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