東大螢雪会2年、SAPIX中学部(高校受験)Zクラス2年の指導経験があり、主に高校受験を指導してきました。筑波大学附属駒場高等学校や開成高等学校をはじめとし、多数の難関校への合格実績があります。
■宮城県の中学受験の特徴とは
宮城県は偏差値60以上の私立中学が無く、より偏差値の高い上位中学校を狙いたい場合は他県の学生寮併設の中学校を併願することも多いです。
宮城県内の主な上位中学校は、
私立では、古川学園中学校
県立では、仙台二華中学校
市立では、仙台青陵中等教育学校
国立では、宮城教育大学附属中学校
等となっており、それぞれ偏差値50前後になっています。
中でも仙台二華中学校は、2013年度の出願状況で倍率が6.34倍と群を抜いて高くなっています。
宮城県の中学受験では、比較的に入試が早い時期に行われるため、早めの受験対策が必要になります。
■宮城県の中学受験の上位校の特徴とは
古川学園中学校は、中高一貫教育を行っている共学校です。
異学年交流や土曜授業を行っており、手厚いフォローを行っています。
古川学園高校の、普通科進学コースの2013年度の大学合格実績は、東京大学2名(内現役2名)、東北大学14名(内現役14名)をはじめとした難関大学に多くの合格者を輩出しています。
古川学園中学校1期生の卒業実績で、本校初となる東京大学理科Ⅲ類の現役合格を輩出し、東京大学には計2名が現役合格しています。
仙台二華中学校は、宮崎県の中学校の中でも、倍率が高いことで知られている共学校です。
併設型中高一貫校として、高校からの外部進学生の受け入れも行っています。
少人数教育や国際教育などの特色のある教育活動を行っており、進路指導にも定評があります。
併設の高等学校の開校は、2010年で、それまでは第二女子高等学校として100年以上の歴史があります。
2013年度の卒業生は、東北大学17名、宮城大学22名をはじめとして、様々な大学への合格者を輩出しています。
仙台青陵中等教育学校は、仙台市で初めての中高一貫教育校として開校した学校です。
英語集中講座や国際交流会などの、特色のある教育を行っています。
2012年度の大学合格者実績は、東北大学1名(内現役1名)、宮城大学2名で、短期大学や専門学校へ進学する方もいらっしゃいます。
宮城教育大学附属中学校は、併設の小学校が有り、中学校からの外部入学者は1割程度とされています。
進学実績は非公開ですが、多くの生徒が仙台二高や宮城一高等の県内のトップ校に進学しており、進学実績に定評があります。
■作文が苦手なお子さん向けの「作文のコツ」
宮城県の中高一貫校では、「作文」が試験に採用されています。
他の都道府県でも、「作文」を試験に採用している学校は多くあります。
そこで今回は、作文に苦手意識をお持ちのお子さんの為に、「作文」のコツや苦手意識の克服法をご紹介します。
・どうして作文が「苦手」なのか
作文を苦手だと思っているお子さんの多くが、「何を書いて良いか判らない」と言います。
これは、「上手に書こう」という意識が強いケースが殆どです。
作文は文学作品を書く訳ではありません。
いくら大人でも、「本を一冊書いて下さい。」と言われたら、頭が痛くなってしまう方も多いと思います。
お子さんにとって、「作文」が「本を書く」ことと同じくらい大きなプレッシャーなのです。
これを解消する為には、「書くことに慣れる」ことが1番です。
日記などの短い文章で構いませんので、毎日書く癖を付けましょう。
好きな漫画やアニメの感想でも構いません。
その日読んだ本や、印象に残った授業のエピソード等、日記を書く前にテーマを決めましょう。
テーマに沿って書く練習をすることで、自信を付けていくことが大切です。
・作文の楽しさを知るために
文章を書くことに「苦痛」を感じてしまうお子さんの多くは、「語彙力」が足りないことも多くあります。
どんなに良い物語を思いついても、それを表現する段階で躓いてしまうのです。
折角書きたいことがあっても、適切な言葉が浮かばないので先に進むことが出来ません。
作文が苦手なお子さんはまず、「語彙力」をつけることが大切です。
本を読んだり、ことわざや熟語を学ぶことで、様々な表現に触れることが出来ます。
小説や本を読む習慣のないお子さんは、本を読むことに抵抗を感じることも多くあります。
その場合には、中学生や高校生向けに書かれた、「ライトノベル」や「少女小説」等を読んでみるのもお勧めです。
親御さんによっては、漫画やアニメそしてライトノベルなどは、「勉強の妨げになる」とお考えになるかもしれません。
けれども、どんなきっかけであれ、本を読む習慣がつくことで、読書の楽しさを知ることが大切です。
・本を読む習慣の大切さ
2013年に発表された、宮城県の「子ども読書活動に関するアンケート調査」では、2011年度の小学校児童の平均読書数は7.6冊で、全国平均の9.9冊を下回っています。
また、1ヶ月に本を全く読まなかった「不読書」は、14.3%で、全国平均の6.2%と比べても高い数値です。
「本に親しむ」ことは、国語力向上だけではなく学力向上の観点からも、非常に大切なポイントになります。
親御さんが率先して、本に親しむ姿を見せたり、子供の頃に好きだった本を紹介するなど、積極的に働きかけをしましょう。
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