山梨県のY.Kさんの合格体験記

執筆者紹介

Y.Kさん

自己紹介
私立大学薬学部受験のため、家庭教師を高校3年・大学合格時まで利用しました。単願にて受験し現役で合格しました。

家庭教師の利用方法

週二回、化学ⅠAと化学ⅡBを高校2年~3年から大学合格時まで、家庭教師を利用しました。学習塾との併用あり。予備校では数学を週一回、英語学習塾にて週一回集団学習を受けていました。

合格体験記

理系が苦手にも関わらず薬学部進学を目指して、家庭教師を利用することになりました。家庭教師開始前は、全国統一模試の成績で文系偏差値55~62程度・理系偏差値45~50程度。主要5科目総合では学年で80番以内程度。理系特進クラスに所属していました。

家庭教師を選んだ理由は、学習塾ではカバーできない志望校別の対策と苦手克服を重点的に行いたいのがきっかけでした。家庭教師を利用して良かった点は、他人と比較して評価するのではなく、個別に評価し今後の対策・プランを作ってもらったことです。学習塾は自宅から遠く、近くにバスも電車もないため時間をかけて自転車で通わなければなりませんでした。両親は共働きのため、車の送迎の都合がつかなかったです。家庭教師を利用したら、移動の往復時間を勉強時間にあてることが出来ました。また夜遅い時間に自転車で移動するよりも、自宅で勉強した方が防犯上安心でした。

家庭教師のデメリットとしては、先生と別の生徒さんとの予約の関係で希望の日に予約を入れられるとは限らないことや、直前になってスケジュールが変更になることがありました。個人経営ですと代理の先生がいないため、別の日・週に振り替えてもらう形で対応してもらいました。

薬学部では特に化学が主要科目にもかかわらず、点数が低かったため分野別に復習を重点的に何回も行いました。また家庭教師の時間の前に疑問点・質問内容をまとめておき、限られた時間を無駄にしないようにしました。予約の関係で日の間隔が開いてしまう時は学校の先生・同級生に質問するなどして疑問を放置しないようにしました。

以前は出来ない問題を見て「どこが分からないか分からない」というところが、「どこが分からないかを言えて質問でき理解できる」ようになりました。家庭教師から基礎を十分に覚えていないことが原因と教えられ、基礎を勉強し直しました。

以前は基礎が出来ていないのにいきなり難しい問題を解こうとしていました。様々な参考書を行き当たりばったりで利用してはやりきれず断念していました。先生からの指摘で使わない参考書を捨てて、大学の赤本と難易度が低めの参考書だけを使うようにしました。また同じ参考書を何往復も勉強しました。全国統一模試はほぼ全て受験しましたが、自分の全国での立ち位置を確認する為だけでした。模試を受けた後は、模試の復習にはあまり時間をかけませんでした。なぜなら全国統一模試は様々な学校・学部の人がまんべんなく受けるため、志望校の傾向に全てマッチしていないところがあるためです。私立薬学部単願と決めていたので、薬学部に特化していない問題に時間をかけすぎるのは無駄と判断しました。その代わり主に学校の中間・期末テストの復習に時間をかけました。

基礎固めと復習の反復を続けた結果、全国統一模試・学校の試験の化学の偏差値は5~10程度アップ。学校内の中間テスト・期末テストでは総合科目学年順位40番程度になりました。

当時の志望大学の受験科目は英語・化学ⅠA+ⅡB・数学ⅠA+ⅡBの3科目でした。志望校は当時倍率が10倍程度でした。大学偏差値は56前後程度でした。(薬学部のみでの偏差値比較)

山梨県には薬科大学がないため、薬科大受験に特化した授業や塾はほとんどありませんでした。高校の授業では、工学部進学希望者が多いため数学と英語を重点的にやっていました。医療系対策の塾では、山梨大学や山梨看護大学など薬学部とは別の科目に重点を置いていたので私のニーズとは少し異なっていました。

高校卒業後の進学率は95%程度ですが、地元の学校への進学率が高いため薬学部志望の人は少なかったです。私の出身校での薬学部進学は320人中、私を含めて現役合格者は学年で3人程度でした。

大学受験当日は基礎的な内容の問題が多く、応用問題は少なかったです。難しい参考書よりも難易度の低い参考書が一番役に立ちました。試験が簡単に感じました。結果、現役で合格することが出来ました。

家庭教師選びに関するアドバイスとしては、志望校の主要科目と家庭教師の得意分野が一致するように選ぶことです。出来れば志望校・志望学部合格に導いた経験者であると尚良いと思います。また、悪いところは悪いと指摘をはっきり言う先生の方が良いでしょう。何回間違えても、出来なくても粘り強く教えてくれる根気のある家庭教師を選ぶことです。

受験までは日が限られています。合わない教師に当たった場合、早めに判断して教師の変更を検討するのも重要です。性格・教え方が合わない・スケジュールの変更が著しいなど問題がある場合、遠慮せず要望を伝えるべきです。どうしてもダメなら教師を変更するのもありです。「教師変更を伝えたら先生に悪い気がする」などと教師に遠慮する必要はありません。自分の大切な人生がかかっているので、ハッキリと自分の意思を伝えましょう。最後に、合格したらお世話になった先生・家族・仲間への感謝を忘れずに伝えましょう。

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