東京都のF.Oさんの合格体験記

執筆者紹介

F.Oさん

自己紹介
私が家庭教師を利用していたのは大学受験を控えた高3の夏ごろからです。頼んだ家庭教師は近くの大学の学生で個人的に知り合いだったので中間業者を経由している家庭教師ではありません。

家庭教師の利用方法

大学生の家庭教師を頼んで料金は時給2000円です。

大学受験が終わる2月まで週に2回、1回90分くらいから、受験が近づくと2時間くらい頼みました。塾にも行っていて、家庭教師はあくまで塾で分からないところをサポートする形で利用していました。

合格体験記

家庭教師をつける前から塾に通っていました。夏前の模擬テストは東京の国公立ではC判定で第一志望の東京学芸大学はE判定でした。そこで苦手な部分を塾では質問がしにくいので個人的に家庭教師をつけて塾で受験対策をして、分からないところや苦手な部分を家庭教師に頼むことにしました。

家庭教師が付いたのは8月の下旬です。そこから勉強をして再び模擬テストを受けたのが9月の中旬と11月でした。9月の模擬テストは少し成績が上がりました。それよりも苦手な科目の成績が上がり、得意と苦手な科目の差が縮んだことが一番の収穫でした。

それから2ヶ月ほど勉強して11月に模擬テストを受けました。この頃センター申し込みが終わり志望校も決めなければならない時期でしたから模擬テストの結果は重要でした。第一志望の学芸大学はC判定で、東京の一番偏差値が低い国公立はB判定が出ました。他にも保険のために考えていた地方の国公立はA判定が出るところもありました。

担当だった家庭教師の先生はのんびりした性格ですから、とにかく丁寧に勉強を教えてくれました。塾はどんどん進めていきますから、家庭教師の存在は私にとってちょうどいい息抜きになりましたし、何よりも自分の中で知識を整理するためにものんびりとしたペースは良かったです。

基本は塾の参考書を中心に勉強が進みます。塾で分からなかったところを教えてもらったり、過去の復習問題を解いたり、家庭教師の授業中に独自の事はしていませんでした。あくまで塾の補助ですから、家庭教師の先生は塾のペースに合わせた勉強スタイルを採用していたようです。

成績が上がり始めたのは11月の模擬テストを終えたあたりからです。ゆっくりとした勉強を通じて、自分自身の学力に対して自信がついたのが一番です。それからスランプもなく、1月のセンター試験と2月の受験を迎えて無事大学に合格しました。第一志望の学芸大は残念ながら落ちてしまいました。

高校の頃は勉強を全くしませんでしたから、勉強を始める前の成績は最悪でした。一応、レベルは高い高校でしたが、その中でも最悪に部類するレベルです。それで高3の受験を控えて大学進学は絶望的だということを知り、塾に通い始めました。

夏前の模擬テストで成績は少しだけ上がり、当初の目的であった国公立大学に進学することも「頑張れば」可能だということも塾の人から言われました。そこで親と相談して高校受験の時も利用した家庭教師と塾を併用させながら受験勉強をすることにしました。

金銭的な問題として、このまま私立に合格すれば学費だけで400万円はかかりますから、それならば多少今費用を使っても国公立を目指す方が安上がりです。そのような理由でも塾と家庭教師の併用が決まりました。

家庭教師の良い点は自分のペースで勉強が進められるところです。塾との併用は費用がかかりますが、塾の方が勉強を教えるのは遥かに上手いです。ですから、家庭教師にはあくまで補助に徹してもらいました。参考書に関しても塾の参考書を使いながら、「二人で勉強した」という感じです。

自分の部屋で勉強しますから誘惑は多いですが、時間も90分程度と集中力が持つ時間ですから、落ち着いた雰囲気で勉強できました。

ただ、家庭教師だけだと堕落していました。家庭教師は落ち着いて勉強できますが、やはり誰かが背中を押してくれないと当時の私は勉強をしませんでした。家庭教師の先生はやさしくて、強く何かを言う人ではありませんでしたからなおさらです。

塾で目的を同じくした人と一緒に勉強して自分の中に常に危機感を持ち続けないと勉強は進みません。家庭教師をただ利用するだけで成績があがる、ということはなく、本人の受験意識も重要だと思います。

それと、受験は情報戦です。第一志望の学芸大には行きたかったのですが、浪人してまで行きたい大学ではありませんでした。家庭教師や塾は自分にあった大学を全国各地から見つけ出してくれますし、その大学の受験対策法なども知っています。これを大学生一人ができるのかと言えば不可能です。ですから情報を大量に持っている存在が身近にいるということはそれだけで受験には有利です。

総合的に見て家庭教師を利用して良かったです。先生がたまたま顔見知りだったための安心感もありましたが、それよりも塾だけでは自分のように勉強で脱落した者にとって辛い環境です。「受験合格」を押し付けてくる毎日に辟易していましたから、「受験合格」ではない勉強の楽しさやちょうどいい息抜きになる家庭教師はやっぱりよかったです。

家庭教師は、ある面では塾よりは劣るかもしれません。いろいろな種類の家庭教師を利用したことがありませんから分かりませんが、ただ「知っていること」と「教えること」は違います。塾は「教えること」が専門の集団ですが、家庭教師は「ともに勉強すること」が専門なような気がします。どのような先生に依頼するかにもよるかもしれませんが、私としてはそのように感じました。

あくまでその点を考慮しながら、補助的な存在として家庭教師を利用してみると良いかもしれません。

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