月額5万円程度で、週2~3ていど来て頂きました。中学3年生~高校入学までの一年間、「家庭教師のトライ」さんから学生の家庭教師を派遣してもらっていました。
当時は塾には行かず、家庭教師のみ利用していました。
わたしが家庭教師を選んだ理由は二点あります。
一点目は、塾が自分自身に合っていなかったのが一番大きいです。と言うのも、変り者とよく言われた私は塾で団体で集団勉強するより自分のペースで勉強する方が捗ったため、家庭教師に頼んだ方が効率が良かったのです。一人で勉強する方が捗るとはいえ中学3年生になるまで勉強らしい勉強こそしていなかったので、成績は悪かったです。受験を前にこれではいけない!と一念発起し、良い高校に受かりたいと言う気持ちで一新、家庭教師のお兄さんと勉強が始まりました。
当時の志望校は一般的に言えば進学校と言われるところで、合格率はかなり低めでした。自分が当時通っていた中学校は当時学区内で一番総評が悪いとされていた学校でしたので、なかなか無茶なチャレンジだったと思います。
家庭教師のお兄さんとの勉強は至ってシンプルな物でした、どちらかと言えばスパルタ教育タイプな人と言うより、おっとりしたタイプで宿題!宿題!さっさと宿題!みたいなタイプでした。私と非常に相性が良かったのか、授業はスムースに進んでいきました。一緒に問題集を説いて試験前にはテストの傾向と対策を練り、それに準じた問題を一緒に解いていく。そして受検前は赤本をひたすらといていく。と言うような簡単なものでした。
どちらかと言えば、わたし自信、独学でなんでも勉強して身に着けるタイプの人間なので塾に行って皆で切磋琢磨してワイワイしながら勉強するよりは少人数で勉強したりする方が性に合っていたというか、家庭教師のお兄さんを迎えてからテストの点数はうなぎのぼりで、志望校を受けても問題はおおよそ無いだろうと言うレベルにまで持っていく事ができました。
今あの当時を振り返った時に、なぜあれだけ勉強の結果がしっかりついてきたのだろうと考え直してみた時に、やはり完全に独学していては作り出せない緊張感だったのではないかな?と思います。わたし自身独学で学べる人間はあったのですが、やはり完全に独学をする時にメリットとデメリットがはっきり出てきます。メリットは塾に行かないのでお金が参考書や問題集だけで済むとこ、というものがありました。時間に縛られず自分で勉強できる等のメリットの反面、一番のデメリットと思われるのは緊張感が一切ないと言う事です。
両親がすごく厳しい方とかならまた話は別なのかもしれませんが、だいたいの受験生たちは両親が厳しかろうがそうでなかろうが、どこかで楽をしようとか息抜きのタイミングを作ってしまいがちです。独学の状態ですとその時間もドンドン大きくなっていって、結果勉強の時間が少なくなる。デメリットは少ないのですが、そのデメリットが最大の難所なのかなと思います。
そう言う中で家庭教師の方に来てもらう効果とは、独学で勉強してる中でもピリッと緊張感を持って勉強する機会できるという事なんでしょうね。テストの結果次第で、家庭教師のお兄さんに頻繁に来てもらう事ももちろんオッケー(家庭教師の方との話次第ですが)ですから自分のペースで勉強を進めることもできます。一番のポイントはいつものだらけてしまいがちな空気の中に、適度な緊張感を挿入すること。ここが一番重要で、効果があったのはここなんだなと思います。
最後にもう一つ、これも非常に大切なポイントなんですが、家庭教師の人との相性ですよね。何を言おうとこれです。
結局家庭教師と言うのは、学生と教えてくれる先生、そして保護者との一対一対一、人間対人間の話になってくるんで、どうしても相性の良し悪しが教えられる側の結果にも顕著に表れてきます。これは明確な事実のうちの一つだと思います。家庭教師のアルバイトをしていた友人がよく言ってたのですが、学生の男の子は従順で真面目なんだが、その親御さんと相性が悪いことがあるそうです。成績は伸びてはいるものの親御さんはもっと伸ばせ!伸ばせ!と言ってくる事があったみたいで、それに追い詰められた友人は参ってしまい結果、その気分が教えていた学生の子に伝わったのか、成績も伸び悩んだそうです。友人の努力もあったのか、結果としてその学生の男の子は無事東大文Ⅱに合格できていました。友人は偉くやつれていましたが…。
団体、集団で教えない代わりと言うのか、個人同士の対面授業であるからこそ相性って大事なんですよね。
これから家庭教師を迎えていきたいと思っている学生さんや親御さん達は、先生の勉強ができるかできないか、と言う事以外にも相性と言う事も考慮に入れて考えてみるのも良いのかもしれません。
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