週3回の利用で一回当たり120分間、英語と数学、国語を教えてもらっていました。
私が家庭教師を利用していた理由は、ずばり成績が悪かったからです。特に国語、数学、英語の主要科目の通知表は5段階評価の2の成績でした。
我が家は父、母、兄、私の4人家族でしたが、兄の成績は学校の中でも上位の成績だったのですが、それと比較をして私の場合は中学校の中で下から数えた方が早い成績の順位でした。このままの成績では良い高校に行くことはもちろんできませんし、大学に進学することはまず無理だろうという状況でした。しかし成績が悪ければ体を使って仕事をすれば良いのですが、喘息やアレルギーを持った体質の私には肉体労働ができるとは思えませんでした。成績が悪く体が弱い私にとっては、中学1年生の時に真剣に将来に向けてどうすれば良いかを考えなければならない状況にありました。
我が家は普通の会社員の父と専業主婦の母の世帯ですので、特に家計に余裕がある訳ではありませんでした。しかし私の将来について心配をした両親が中学2年生の時に家庭教師の先生を頼んでくれたのです。それが家庭教師のトライから派遣で来てくれた、公立大学の学生の先生でした。まだ19歳の先生でしたが、私にとっては5歳以上歳の離れたお兄さんですので、最初は緊張したことを覚えています。遊びを一緒にするならば緊張はしなかったのですが、何しろ苦手な勉強を一緒にすることは恥ずかしい気持ちがありました。また最初にどれぐらいの理解力があるのか家庭教師のトライの教材をやってみたのですが、成績通り良い結果ではありませんでした。しかし最初はこんなもんやと優しく先生が言ってくれたので、落ち込むことなく勉強をすることが出来ました。
家庭教師には週に3回、一回当たり120分間の授業で教えてもらいました。特に成績が悪かった国語、英語、数学を教えてもらうことになりました。しかし英語や数学に関しては何が分からないかも分からない状態でしたので、今にして思えば先生は大変だったと思います。しかし家庭教師のトライの教材や先生の教え方はとても分かりやすく、自分のレベルに合った教え方をしてくれました。これは集団で学ぶ学習塾ならばできないことですので、本当に助かったという思いになりました。英語や数学、国語の主要な3科目の中学1年生の頃の成績が5段階評価で2であった私にとっては、特に基礎の部分をしっかりと学ぶことが大切でした。基礎が解れば応用ができますので、家庭教師の先生に教えてもらうようになってから半年程度で学校の勉強が分かるようになり、勉強をすることが楽しいと感じるようになりました。中学2年生の最後の成績表では、英語と数学の成績は5段階評価で4になり、国語も3になりましたので、学力が大きく向上したことが目に見えて分かりました。
中学3年生になって高校受験を意識するようになりました。その際も家庭教師のトライでは豊富な経験をもとに受験対策ができる教材を豊富に用意してくれていました。また家庭教師の先生も大阪市内の同じ学区の人でしたので、私の目標は先生の母校に合格したいという気持ちになっていました。先生の母校通っていた学区の公立高校の中では1番偏差値が高い高校でした。今までの私にはその高校を目標にすることは考えられませんでしたが、高い目標を持つことは良いことだと自分に言い聞かせるようにしました。
中学3年生の1学期の終わりの時には、英語と数学の通知表が5段階の5を獲得することが出来ました。今まで5が取れるとは夢にも思っていなかったのでとても嬉しかったことを覚えています。また国語の成績も4になっていました。高校受験の目標も夢ではなく現実的な目標と言える所まで手が届いてきたことに大きな喜びを感じたことを覚えています。そして2学期の成績では国語も5を獲得することが出来ました。この時期に公立高校の受験先を中学校の担任の先生と懇談会で話し合うのですが、目標の高校を受験しても大丈夫と中学校の担任の先生にも言ってもらうことができました。家庭教師の先生とも1年半の長い付き合いになっていましたので、先生の指導もより力を入れてくれました。家庭教師の先生と一緒だからこそここまで頑張ることが出来たとその時に感じたことを覚えています。
高校受験の前日には、先生に最後の授業を受けました。先生も家庭教師の経験が初めてだったそうですがここまで私ができるようになるとは思っていなかったと本音を言っていました。最後の授業はなぜかとても寂しい気持ちになりました。
そして迎えた高校受験当日、緊張はありましたが家庭教師の先生と一緒に頑張ってきた自分のすべてを出し切ろうと思いました。その結果志望校に合格をすることが出来たのです。家庭教師の先生に合格を報告したら、自分の事よりも嬉しいと言ってくれました。そしてご飯を食べに連れて行ってもらいました。ラーメンですが今でもそのラーメンの味は覚えています。
私の場合は家庭教師のトライを利用させてもらって、家庭教師の先生や両親に支えてもらってこのような結果になりました。その後国立の薬学部の大学に進学をして薬剤師になりました。体が弱い自分のような存在を助ける仕事に誇りを持っています。それも高校受験で家庭教師の先生に教えてもらったことがとても大きいと感じています。成績が良くない人でも家庭教師の先生に自分のペースで教えてもらうことで大きく変化できることは、私自身が身をもって感じていることですので、家庭教師の先生に学ぶ手段は本当に良いと実感しています。"
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