沖縄県の高校受験対策情報

執筆者紹介

S.Yさん

自己紹介
3児の母で子どもの幼稚園受験を経験しており、現在は中学校受験及び小学校受験を目指して情報収集や子どもへの指導を行っております。主人の指導経験及び、受験経験(幼稚園受験・小学校編入試験・中学校受験・筑波大学附属駒場高等学校・東京大学文科一類合格)に基づき、記事の執筆を手がけました。

執筆者経歴

東大螢雪会2年、SAPIX中学部(高校受験)Zクラス2年の指導経験があり、主に高校受験を指導してきました。筑波大学附属駒場高等学校や開成高等学校をはじめとし、多数の難関校への合格実績があります。

受験対策情報

■沖縄県の高校受験の特徴とは

私立では、
沖縄尚学高等学校・興南高等学校

公立では、
沖縄県立開邦高等学校・沖縄県立球陽高等学校

国立では、
沖縄工業高等専門学校

等が人気校として知られています。
併願校の選定は、私立で進学実績の良い学校が少ないので難しいですが、県内だけではなく県外の学生寮のある学校を選択するお子さんもいらっしゃいます。

沖縄県の高校受験では、進路実績を考える際、県外の難関校だけに注目しないことも大切です。
本土へ進学するよりも、地元志向が強いお子さんも多いので、県外の難関校よりも県内の大学を選択するお子さんも多くいらっしゃいます。
一般的な難関校の基準では無く、将来どこに住みたいのかそしてどんな希望を持っているのかを考えて慎重に志望校を選びましょう。
特に地元企業に就職を希望している場合、沖縄の大学や専門学校などに進学して、地元に密着した活動を行う方が良いケースもあります。

■沖縄県の高校受験の上位校とは

沖縄尚学高等学校は中高一貫教育を行っている共学校です。
全国大会で活躍する部活動が多く、文武両道の学校として知られています。
国際化教育や進路指導など、特色のある教育を行っており、海外の大学に合格するお子さんも多くいらっしゃいます。
慶應義塾大学10名、早稲田大学9名、琉球大学の医学部医学科11名等、難関校に多くの合格者を輩出しています。
また、海外の大学に合格する生徒もおり、多彩な進路指導を行っています。

沖縄県立開邦高等学校は男女共学の学校です。
県内でもトップクラスの進学実績を誇っており、特色のある教育を行っています。
学生寮を併設しており、離島や遠隔地から多くの生徒が集まっています。
2014年には、慶應義塾大学3名、早稲田大学6名他、国公立大医学部医学科に10名(内現役3名)など、難関校に多くの合格者を輩出しています。

沖縄工業高等専門学校は、5年一貫教育を行う共学の高専です。
90分制の授業を採用しており、TOEICのスコア400以上を目指すなど、具体的な目標をあげて様々な教育を行っています。
教育量(学生寮)への入寮は、1・2年次は必須となっており、3年次以上は希望制です。
全ての学生にノートパソコンの所持を義務づけており、授業や寮生活など様々なシーンで活用しています。
2013年度には、専攻科への進学だけでは無く、近隣の国公立大学へ多くの合格者を輩出しており、琉球大学や九州工業大学に進学したお子さんもいらっしゃいます。

■選択肢が少ない沖縄県の高校受験

沖縄県では、住んでいる地域によっては、公立高校及び私立高校の数が少なく、選択肢が少ない中から志望校を決めなくてはならないケースも多くあります。
九州地方には、学生寮を併設している学校が多いことで知られていますが、親元を離れて生活する不安や、寮費の問題などもあります。
その為、やはり自宅から通学できる学校に、入学を希望なさる方が多いです。

・大学受験はどの学科からも可能
大学進学を希望しているお子さんでも、普通科等ではなく、高専や専門学科へ進学し、その後大学進学を目指すお子さんも多くいらっしゃいます。
例えば、「国立沖縄工業高等専門学校」の場合、2013年度の卒業生は、専攻科への進学をせずに、琉球大学や九州工業大学に進学したお子さんもいらっしゃいます。
「大学進学」を考えると、「普通科」のイメージがありますが、勉強をしっかりと出来れば、どの学科に進んでも、大学進学をすることが可能です。
勿論受験勉強で大切なことは、本人のやる気とモチベーションの維持です。
その為には、周りに流されてしまわずに、自分の目標をきちんと明確にすることが必要です。

・沖縄県の高校受験の特殊性
2014年2月に発表された、沖縄県の県立高校の一般入試の最終志願倍率は、0.98倍です。
定員割れの高校もあり、「首都圏などと比較すると、高校受験のハードルが低い」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
けれども、出席日数や内申などを出願時にしっかりとチェックして選考を行うので、注意が必要です。

・教育資金
沖縄県は平均県民所得が、全国水準と比較して低く、最下位の年もあります。
その為、特に私立よりも公立志向が強い傾向があります。
選択肢を広げるために併願校を県外の学校にし、学生寮で生活を送るお子さんもいらっしゃいますが、学費の負担が大きく感じられる方も多いと思います。
進学校の多くは優秀な生徒を集めるために、独自の奨学金を設けています。
公立高校への進学だけでは無く、私立の奨学金制度を狙うと、併願校の幅を広げることが可能です。
様々な支援制度や奨学金を利用することで、お子さんを安心してバックアップしてあげられる体制を整えましょう。

・塾にお金を掛けられない場合の高校受験
過去問題を図書館で解くと、無駄な出費を減らすことができます。
参考書や問題集は、受験が終れば必要なくなるお子さんも多いので、譲って貰ったり中古本を利用することもお勧めです。
お金を掛けなければ難関校合格は不可能なわけではありません。
適切な指導と、本人の努力で成績は伸びます。
お子さんを信じて、応援してあげましょう。

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