週1回2時間お願いしていました。塾にも週2程度通っていました。
私は、高校受験を控えた中学3年生の時に家庭教師の先生に指導していただきました。
当時私は塾にも通っていたのですが、ほぼ月1回のペースで行われていた県の統一模試で思うように成績が伸びず、志望校としていた高校の判定では3年11月の段階でも合格可能性20%などといったひどい状況でした。そこで急遽、家庭教師の先生に来ていただき教えてもらおうと思いました。
先生が初めて家に来られてまず、現状把握ということで模試の結果や学校の定期テストの結果などを見てもらいながら面談をしてもらいました。またそこで少しチェックテストみたいなものも行いました。それらの結果から先生に「英語、間に合わないかもしれないな」と言われた時は相当の衝撃でした。
しかし先生はしっかり私の現状を把握し、限られた時間の中で何をどういう風に行っていけばいいのかを具体的に指導してくださいました。例えば、先ほどあげた英語では、とにかく英単語が弱かったので毎日覚える量を決め、とにかく書いて覚え,次の日に自分でチェックテストを行い解けなかった単語はバツをつけもう一度覚え直して次の日チェックテストする。そして先生の指導の日には、その週覚えた単語すべてから苦手なバツ印中心にチェックテストを行うといったように行っていました。
正直当時私は、どのように勉強をしたらいいのかわからず、ただ迫ってくる受験を前に暗中模索な状態だったので非常に助かりました。具体的な勉強方法の指導というのは家庭教師の先生に教えていただいた中でも1番大きなメリットだったと思います。週1回の限られた先生との時間のなかで、もちろん問題の解答や分からないところの質問・指導も大切でしたが、勉強状況のチェック→具体的な勉強方法・計画の指導→勉強状況のチェックというサイクルが私の合格にとってより大きな手助けだったと思います。先生がペースメーカーのように私の勉強を合格へと筋道立てていってくれたのです。
普段の生活で行っていく勉強内容・方法について先に書いたように具体的に指導してくださった一方、先生はこんなことも私に課せました。それは先生との毎回の授業の際に,どのような勉強をするのか、具体的にどの教科のどの問題集を一緒に解くのか、どこを質問するのかを自分でしっかり考えて授業に臨むことでした。最初はそんなことを考えるのは面倒だなと思っていましたし、うまく授業の計画も立てられなかったのですが、次第に自主性をもって授業に臨めるようになり、自分がやれなければならない勉強もつかめるようになりました。週1回の授業の限られた時間の中で何を勉強するか考えるということは、最終的に自分で自分の現状を見つめこれから何をすべきか考えるという勉強の自主性を育ててくれたのです。それにより、自分で必要なことを考え、先生が教えてくれた勉強計画にプラスして自主的に効率的な勉強を行っていくことができました。最後の追い込みで2次曲線上に成績があがり、なんとか志望校合格できた1番の要因はここにあると思っています。これは学校や塾という環境では絶対に起こりえないことで、これも家庭教師の先生に教えてもらう大きなメリットであると私は思います。学校や塾で個人それぞれの計画をきいてそれに沿って授業を行おうと思ったらまったく前に進まないでしょう。
もう1つ家庭教師の先生に教えてもらって良かったなと思うのは、先生との授業が勉強するモチベーションを保ち続けられるキッカケとなっていたということです。週1回の授業でその週やった勉強の報告を行うことは、先生にいい報告をするためにも頑張ろうという気持ちになりましたし、良い勉強や良い結果に結びついた時に褒めてもらったのも自分の勉強のモチベーションに繋がったと思います。
特に社会科で「色々な資料を見ながらで自分の言葉でまとめノートを作ってみたら?」というアドバイスを先生にもらって、自分なりに工夫を凝らしてまとめノートを作った時に「他の生徒さんにも配りたいぐらい!」と褒めてもらった時はとても嬉しかったし、もっと色々工夫していいまとめを作ってやろうという気持ちが湧きました。最終的には、それぞれの土地の風土の特徴を対応させて書きまとめた日本地図や似ていて間違いやすい用語集・歴史上人物など様々な方法でまとめたオリジナルの参考書ができ、実際に知識の定着がかなりスムーズになりました。
もちろん両親も頑張っている時や・結果が出た時に褒めてくれましたが、中学生だった自分は多少反抗期だった部分もありましたし、また先生は勉強のどうゆう所がどのように良くできたと具体的に褒めてくれたので非常に嬉しく,また勉強する楽しさも感じられることが出来たのだと思います。
ここまで書いて来たような形で家庭教師の先生から沢山のものをいただいて、そして自分自身も成長して私は志望していた高校に合格することができました。これから家庭教師を利用してみようか考えている人は、「この先生と一緒なら頑張れそう」という自分にあった先生に指導してもらうのが1番だと思います。ちょっと合わないかもと違和感を感じたら先生を変えて他の先生を探してみるのもいいと思います。それも家庭教師という形態のいい部分だと私は思っています。
私は、家庭教師の先生との出会いが合格への近道に繋がり、さらに考えると人生の転機であったなと思っています。そんな先生に感謝の気持ちを改めて感じながら、この体験記を終わろうと思います。
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