京都府のH.Mさんの合格体験記

執筆者紹介

H.Mさん

自己紹介
文系の大学を卒業し、放送局でパーソナリティをしながら文章を書いたり、イラスト・デザイン制作をしたりしています。

家庭教師の利用方法

金額は月謝制で、月1万5千円。利用頻度は週3回の3時間でしたが、わからない問題の質疑応答など授業時間外の指導も含めるともっとあったかもしれません。期間は後期日程までの2ヶ月間。家庭教師の種別は近隣の大学生教師で、塾との併用はありませんでした。

合格体験記

私はいままでに2回、家庭教師の先生に教えてもらったことがあります。

1回目は、高校に入学したばかりの時でした。私が進学クラスに在籍してたこともあり、授業の予習復習のためについててもらっていました。しかし先生との相性がよくなかったのか、いまいち教えてもらった事が身につかず、テストの点数も平均点以下。成績は一向に上がりませんでした。すぐに契約は解除し、家庭教師は成果が上がらない。私にはむいていないという苦手意識がつきました。

2回目は、センター試験、また前期日程の受験でさんざん失敗した後でした。その時の受験結果は惨憺たるもので、かろうじてすべり止めには合格しましたが、それ以外はすべて不合格でした。決して受験勉強を怠っていたわけではありません。もちろん一生懸命努力はしていました。赤本や参考書を用いて過去問を繰り返し解き、通信教材によるインプットをおこたらず、予備校の夏期・冬期講習に通ったりして、ありとあらゆる方法を色々試してみましたが、成績はほとんど上がらず。

ふりかえってみて塾や予備校などは、有名講師による講義など授業が充実している反面、個人的な質疑応答ができない、ライバルが多く、気を取られて勉強に集中できないなど、問題点が多々あったように思います。とくに予備校は大学ごとではなく、大学のレベルごとにクラスを分けられてしまうので、おおざっぱな過去問の解き方やコツをテキストやプリントで教えてはくれますが、詳しい対策などは自力でするしかなく、授業内容が難解な時も置いてけぼりをくらったままという事がよくありました。その意味ではまだ塾の方が個人レベルで対策してもらえるように思いますが似たり寄ったりでしょう。受験前の予備校や塾は、教えてもらう場ではなく、ある程度実力をつけた受験生たちの腕試しの場くらいに思ったほうがいいです。

予備校に通っているだけで実力がついたと思い込んでいた私は、現実―相次ぐ不合格通知を目の当たりにして、打ちひしがれました。

しかし自信を喪失している場合ではありません。タイムリミットは2ヵ月。後期日程試験に立ち向かえる力がまるでないと判断した私は、再び一から勉強しなおす必要がありました。わずかな時間で基礎から勉強をし、受験で勝負できるようになるにはどうしたらよいのか。まさに万策尽きた、という感じで絶望的な私が最後にすがったのは、やはり家庭教師でした。

すっかり追い詰められた私は、もしかして同じ家庭教師でも、相性のいい先生にあたれば何とかなるかもしれない…と一縷の望みを託して、早速家庭教師の会社に電話をしました。そして、チューターと呼ばれる生徒の相談役にできるだけ詳しくと希望する教師像を伝えました。

結果、選びに選ばれ担当になった家庭教師の先生は、1回目のときとは違い、とても相性のいい先生でした。なにより、後期日程の第一志望になんとしても合格させねばならない、という先生の使命感と熱意がひしひしと感じられる授業をしてくれたのです。

先生は毎回、限られた時間を無駄にしないために、必死に志望校の過去問や合格の要点を研究してきて、解りやすく教えてくれました。最初は解ける問題だけ解く。だんだん問題のパターンや傾向をつかみ、正答率が高くなってきたら、今度は弱点の穴埋めとして苦手な問題を集中的に取り組んでみる。こうして日を追うごとに私は手応えをつかみ、また合格への確信をどんどん強めていくことができました。

この体験から学んだのは、家庭教師は熱意がある先生かどうかが重要だという事です。また、相性がいいかどうか見極める事も、合格を左右する大きな鍵となります。事実、2回目の先生に担当してもらってから、成績や理解度はグングン上がり、ものの2ヶ月足らずで志望校合格を勝ち取りました。こんなことならもっと早い時点で頼んでおけばよかった、と後悔しているくらいです。

家庭教師はマンツーマンで教えてもらえる上、先生とも仲良くなれるので、効率が良くお勧めの勉強方法ですが、先生に熱意がない、相性が合わない場合があるなどの問題もあるので、チューターなどのシステムをうまく活用してみましょう。そうすれば最大限に能力を発揮し、受験に打ち勝つことができるでしょう。

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