神奈川県の小学校受験対策情報

執筆者紹介

S.Yさん

自己紹介
3児の母で子どもの幼稚園受験を経験しており、現在は中学校受験及び小学校受験を目指して情報収集や子どもへの指導を行っております。主人の指導経験及び、受験経験(幼稚園受験・小学校編入試験・中学校受験・筑波大学附属駒場高等学校・東京大学文科一類合格)に基づき、記事の執筆を手がけました。

執筆者経歴

東大螢雪会2年、SAPIX中学部(高校受験)Zクラス2年の指導経験があり、主に高校受験を指導してきました。筑波大学附属駒場高等学校や開成高等学校をはじめとし、多数の難関校への合格実績があります。

受験対策情報

■小学校受験の面接とは?

神奈川県の小学校受験では、精華小学校や湘南白百合学園小学校のようにお子さんと保護者で面接を受ける学校も多くあります。

親子面接は普段の親子の関わりや家庭の様子を知るために行われます。親子面接では、約10分間で志望動機や教育方針などの質問が行われます。またお子さんにも普段行っているお手伝いなどの質問があります。質問の内容を全て想定して予め考えておくことは難しいですが、例えば教育方針などは学校の教育方針や姿勢と併せて事前に考えておくことが出来ます。面接では誰にでも当てはまる無難なことではなく、具体的で家庭の方針や人柄を伺うことが出来る返答を行うことが大切です。

親子面接ではお子さんの様子を間近でみることが出来る分、お子さんの返答に一喜一憂なさる方も多いです。面接ではお子さんによっては返答に詰まってしまったり、事前に練習していた返答が上手く出来ないこともあります。そんな時には親が慌てて助言を行うのではなく、必要に応じて手を差し伸べてあげ、なるべくお子さんの言葉で返答を出来るように心がけましょう。言葉の選び方を間違えただけでご縁が無くなるわけではありません。
大切なことは、1つ1つの質問をきちんと理解し自分で考えて、体験を踏まえながら自分の言葉で表現することです。

例えば「兄弟喧嘩はしますか?」という質問に「はい」と答えると顔をしかめる親御さんもいらっしゃいますが、殆どの場合兄弟喧嘩をしない方が珍しいです。面接では「完璧な家庭」を求めている訳ではありません。

また面接にはその他にも、保護者のみの面接や、お子さんだけの個人面接にグループ面接それに親子面接とお子さんの個人面接と様々な形があります。面接だけで合否が決まるわけではないですが、書類や面接位しか小学校受験で親が手伝えることはないと考え、必要以上に力が入りすぎてしまう方もいらっしゃいます。付け焼き刃でご縁を頂いたとしても、入学してからお子さんが苦しむ結果になってしまうかもしれません。

合格はゴールではありません。服装や持ち物に無駄なお金を掛けるよりも、毎日の生活を見直して、親子の対話を大切にすることが大切です。

■神奈川県の国立小学校とは?

神奈川県には横浜国立大学教育人間科学部附属鎌倉小学校と横浜国立大学教育人間科学部附属横浜小学校の2校の国立小学校があります。通学区域が定められているので、居住地によって出願できる学校が決まっています。

横浜国立大学教育人間科学部附属鎌倉小学校は、附属する中学がありますが、高校はありません。その為卒業生の殆どが横浜国立大学教育人間科学部附属鎌倉中学校に進学した後、中学校から県内外の高校への進学をしています。

横浜国立大学教育人間科学部附属横浜小学校は、附属する中学校がありますが、高校はありません。卒業生の約半数が横浜国立大学教育人間科学部附属横浜中学校への連絡進学を行い、その後神奈川県立光陵高校への連絡進学を行うことも可能です。

■神奈川県に2013年に開校した慶應義塾横浜初等部の影響とは?

神奈川県の私立小学校入試では、慶應義塾初等部の開校があり、大きな変化が見られました。慶應義塾横浜初等部の入学定員は108名で、1学級男子22名・女子14名の計3学級ですが、倍率がそれぞれ10倍を超える高倍率となりました。志願者数の公表を行っている小学校では、2013年度と比較して2014年度には志願者が大きく減少している学校が多くありました。

中には50名近く減少している学校もあり、慶應義塾横浜初等部以外への入学をお考えの方にはチャンスです。また初年度入試である2013年度と2012年度の他校の志願者数を比較した場合よりも、2013年度の方が変動が大きく、今後も状況が読みづらいかもしれません。

慶應義塾横浜初等部は遠距離通学の生徒も居ることから朝の登校時間は50分の幅があります。週6日制でゆとりある教育を行うことを目標としています。低学年から専科制を取り入れており、高学年では全ての教科が教科担任制になります。卒業生は横浜初等部長からの推薦を受けて、慶應義塾湘南藤沢中等部へと進学することが出来ます。

■神奈川県の小学校受験で人気の上位校とは?

神奈川県では

慶應義塾横浜初等部・森村学園初等部・精華小学校
湘南白百合学園小学校・横浜雙葉小学校

が上位校として人気を集めています。

神奈川県は首都圏の中でも東京都に次いで私国立の小学校が多い為、小学校受験に挑戦する方も多くいらっしゃいます。また湘南白百合学園小学校・横浜雙葉小学校・函嶺白百合学園小学校以外は全て共学で、男子校はありません。

■神奈川県の小学校受験の併願先は?

神奈川県では居住地によっては、近隣の小学校の受験をする方も珍しくありません。

東京都では、
慶應義塾幼稚舎・青山学園初等部・成蹊小学校
暁星小学校・学習院初等科・立教小学校
聖心女子学院初等科・雙葉小学校・立教女学院小学校
等が人気校として知られています。

千葉県では、
国府台女子学院小学部・日出学園小学校
等が人気校として知られています。

埼玉県には、
国立の埼玉大学教育学部附属小学校
私立の浦和ルーテル学院小学校・開智小学校・さとえ学園小学校・西武学園文理小学校・星野学園小学校
等の共学校があります。

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