時給2000円で週3回お願いしていました。時間は1日2時間から3時間です。もともと長男は塾に通っていましたが、中学受験を確実にするために家庭教師をお願いしました。そのため、塾が無い日に学んだことの補強として家庭教師を近所の大学生にお願いしていました。年が近いこともあったのか、息子もすぐに大学生に慣れてくれました。
茨城県、特につくば市は学力の高い地域として知られています。小学校であろうと学力を向上させるためにと、先生の方々が夏休みの期間や冬休みの期間で特別に講習を開くほどです。私の息子が通っている小学校がそのように行っているため他の小学校は存じ上げませんが、息子も自発的に小学校4年生の頃からこの講習に励んできています。そのため、100人中20位ぐらいの成績をいつもキープしていました。
そんな息子が中学受験を目指すようになったのはある学校に見学に行った時でした。息子が見てきた学校は私立であり、周辺の私立中学校の中でも1、2を争うほどの偏差値を必要とする学校でした。息子はその学校で行っている活動や雰囲気が気に入ったのか、普段はあまりお願いをしない息子がこの時には受験したいとお願いしてきました。
やや迷ったのですが今の学力では厳しいと思い、塾に通わせてみました。通塾を通じて確かに成績は上がりましたが、どうしてもその学校の偏差値にまでは届きません。そのため、私は息子が6年生になった時に妻と相談し、学力の補強として近所に住んでいる大学生にお願いすることにしました。
当初はテレビのコマーシャルでもよく見かけるような有名会社にお願いしようと思いましたが、調べている際に成果が出るのか分からない家庭教師で多額の授業を取られることに驚いてしまいました。そこで、白羽の矢が立ったのが近所に住んでいる大学生でした。その大学生は昔から私の息子を弟のように可愛がってくれていた方で、小学生になった現在でも昔と変わらず暇を見てはキャッチボールから世間話などをしていただいております。それに、学歴も魅力的でした。早稲田大学政治経済学部に通われている方で、その他にも上智や慶応にも受かっている方でしたので問題ないと感じました。
その方に頼んでから約2ヵ月ほど経過したあたりから息子に劇的な変化が現れました。学校でも苦手としていた理系科目、算数や理科の点数が急激に上がったのです。息子も以前でしたら算数や理科の点数を見せたりしませんでしたが、今では堂々と私に見せるようになりました。その点数アップに繋がったのが、家庭教師の大学生とのトレーニングだったようです。家庭教師をお願いしてから数週間経った時に、息子についてのお話をしたことがあります。確かに息子は算数や理科等の理系科目は苦手としていますが、テストでの間違え方が他の子と違いますのですぐに点数は上がりますと言われました。私は間違い方に良い悪いがあるのかどうか分かりませんでしたが、早稲田まで行った方が言っているのでそうなんだろうと解釈しました。
そして、点数アップをしてから改めて家庭教師の大学生とお話しする機会がございました。点数アップのお礼と以前、疑問に思っていたことを確認してみることにしました。大学生が言うには、息子さんの間違え方は以前話したとおり良い間違え方をしているようです。その良い間違えと言うのがどこまで文字を書いているか、もしくは計算式をやった形跡があるかで判断しているようです。一番悪い間違え方は空白、もしくはふざけた回答をするように、全く頭を働かせていない間違え方のようです。
しかし私の息子の場合、例え回答が間違っていても証明問題では問題を解こうと文字を枠に収まらないほど記入したり、計算問題でも例え計算方法が間違えていても解答しようとする意識が見られる。そのため解答方法と法則さえ覚えてしまえば全ての問題は解けるようになると言ってくださいました。
また家庭教師の大学生は勉強の面だけでなく精神的な所でも息子を助けてくれました。私にも経験がありますが、どうしても受験勉強をしていると気がめいってきてしまいます。そのため大学生は、時折休憩と称してどこかへ連れて行ったり一緒にスポーツをしたりと気分転換させてくださいました。また、親に言えないような話も大学生にしていただき、不安や悩みを払拭していきました。私は家庭教師を雇って正解だなと大学生と息子の光景を見て思いました。
そして、第一志望としていた学校の受験日が来ました。
受験するのは私の息子ですので頑張れと言う言葉しか言えませんでした。家庭教師の大学生も同行していただき、息子へ最後の激励をしていただきました。受験日から1ヶ月もしない内にその学校の合格発表の日が来ました。私は息子が一生懸命頑張ったから受かっていて欲しいと言う気持ちで、息子と張り出される掲示板の前で息子と待機していました。結果として無事息子は第一志望の学校に合格することができました。合格したのは通っていた塾の方々のおかげもあったと思いましたが、一番は家庭教師の大学生だと今でも思っています。
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