北海道の小学校受験対策情報

執筆者紹介

S.Yさん

自己紹介
3児の母で子どもの幼稚園受験を経験しており、現在は中学校受験及び小学校受験を目指して情報収集や子どもへの指導を行っております。主人の指導経験及び、受験経験(幼稚園受験・小学校編入試験・中学校受験・筑波大学附属駒場高等学校・東京大学文科一類合格)に基づき、記事の執筆を手がけました。

執筆者経歴

東大螢雪会2年、SAPIX中学部(高校受験)Zクラス2年の指導経験があり、主に高校受験を指導してきました。筑波大学附属駒場高等学校や開成高等学校をはじめとし、多数の難関校への合格実績があります。

受験対策情報

■北海道の受験の特徴とは

北海道の小学校は、私立が3校で国立が4校です。
また、中学校は私立が16校で国立が4校、そして中等教育学校が1校です。
国立の北海道教育大学附属校には、附属高校が無いので高校受験をする必要があり、小学校から高校まで一貫教育を行っているのは、私立のみとなります。

北海道の小学校受験では、私立は教育理念に特色がある学校ばかりで、教育思想や理念に賛同できる方を求めています。
また北海道は広大な広さを誇っており、道内でもエリアによって通学が難しいことも珍しくありません。
その為、国立を受験なさる方が多くいらっしゃいます。
国立は出願できる居住地が決まっているので、小学校受験を回避し、中学校受験を目指す方も多くいらっしゃいます。

中学校受験では、特に中高一貫校が人気を集めています。
函館ラ・サール中学校や立命館慶祥中学校等の名門校の姉妹校があり、北嶺中学校等の学生寮を併設している学校も多くあります。
道内だけではなく、全国から生徒が集まる人気校では、しっかりとした対策が求められます。

高校受験では、公立が優位なことで知られており、公立の上位校が人気を集めています。
北海道では「北海道学力コンクール(道コン)」と呼ばれる学力試験を指標に、受験する学校を決めることが多く、公立の中学校で採用しているケースもあります。
北海道で最大の模試として知られていますが、公立高校の入試模試なので、私立を志望なさる方の中には受けない方もいらっしゃいます。
また北海道の公立高等学校では、学校裁量を実施している学校も多くあるので、志望校の裁量を確認し、模試の結果と照らし合わせることが大切です。

■北海道の小学校受験の特徴とは

私立は、
札幌三育小学校
函館三育小学校
いずみの学校初等部
があります。

国立は、
北海道教育大学附属札幌小学校
北海道教育大学附属函館小学校
北海道教育大学附属旭川小学校
北海道教育大学附属釧路小学校
があります。

北海道は公立の学校数に比較して私立が少なく、選択肢が非常に少ないので何校も併願なさる方はほとんどいらっしゃいません。
本命の学校にご縁が頂けなければ、公立の小学校を選択なさる方が多くいらっしゃいます。
小学校受験に関していえば、選択肢は少ないですが、首都圏のように倍率が高くないので、きちんとした取り組みを行うことで、良い結果に繋がりやすいといえるかもしれません。

北海道は広いため、ご家庭から志望校まで通うことが難しいお子さんもいらっしゃいます。
冬の時期の対策なども考え、通学に無理がないかよく考えましょう。
欠員が生じた場合編入試験を行う学校も多いので、場合によっては小学受験で無理をせず、2年生・3年生になってから編入試験を考えるのも良いかもしれません。

■北海道の私立・国立小学校の特徴とは

・私立小学校

北海道にある3つの私立小学校は、それぞれ非常に特色のある教育を行っています。
教育理念に賛同なさる方を対象としており、それぞれの学校の理念を良く理解しお子さんとご家庭の教育方針にあった学校を選択することが大切です。

札幌三育小学校は、プロテスタントの教義に基づく教育を行う共学校で幼稚園もあります。
知育・徳育・体育の「三育」を大切にし、姉妹校は世界中に7200校以上あります。
通学バスが運行しており、マルチエイジクラスと呼ばれる多年齢学級を取り入れるなど、特色のある教育を行っています。
募集人数は例年新入生男女7名程度と非常に少ないですが、これは全校を1つのクラスとしているためで、徹底した少人数教育を行っています。

函館三育小学校は、札幌三育小学校と同様に三育学院の姉妹校で共学です。
一学年20名の定員で、宗教教育があります。
系列には三育中学校・高等学校・短期大学等がありますが道外でいずれも全寮制です。
校内で放課後に有料で預かりサービスを提供しています。
卒業生の主な進路は、同じ三育学院の系列中学校の他に、函館ラ・サール中学校や函館白百合学園中学校等があります。

いずみの学校初等部は、シュタイナー教育を取り入れた共学の小学校で、シュタイナー教育を実践する中学校を併設しており、別組織にシュタイナー高等学園いずみの学校があります。
いずみの学校では、高等部までを1~12年生とし、学年に応じた豊かな感性と行動力を育む教育を行っています。

・国立小学校

北海道には4つの北海道教育大学附属小学校があります。
それぞれが教育大学附属なので、教育実習や研究の実践の場ということは変わりません。
北海道教育大学附属中学校では、各校で2014年度の入学者選考より学級の定員が40名から35名に変更されました。
最新情報は北海道教育大学のHPに記載されますので、気になる方は調べてみて下さい。

北海道教育大学附属札幌小学校は、創立120周年を超える伝統のある小学校で、スクールバスが運行しています。
募集定員が減りましたが、倍率は2倍に届かないこともあるようですが、詳細は公表されていません。

資料請求は1度に最大5社までとなっておりますので、ご注意下さい。
現在、6社以上選択しています。

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