愛知県のG.Sさんの合格体験記

執筆者紹介

G.Sさん

自己紹介
私は都内のIT企業に勤務する30代のサラリーマンです。私が家庭教師を利用したのは大学受験で国立大学を志望していたときのことでした。

家庭教師の利用方法

母の職場のお子さんが利用していた家庭教師の評判が良く、それを聞いた母が個人契約を結び、高校3年生の春から受験までの間利用していました。週に3日ほど2、3時間を目安に英語、数学、理科系科目を教えてもらっていました。

合格体験記

私が家庭教師を利用したのは高校3年生の春でした。
その当時は塾や家庭教師を利用しようとは考えておらず、自分の力だけで勉強しようと思っていました。高校受験のときにもそれで十分と感じており、目標の高校へ合格していたので、今回もそれで問題ないと思っていました。それでも一応は高校の授業の延長線で行われていた試験対策の講義を受けており、解らないとこは先生へ聞けば十分と考えていました。一応、地元では進学校だったので通常の授業以外にも先生方がボランティアで開催してくれていた授業が朝一や放課後にいくつもあり、利用者も多かったので、私はこのような仕組みを利用すれば大学受験も大丈夫だろうと高を括っていました。周りはというと塾に通うのが一般的であり私の友人の多くは塾に通っていました。私の母も私に塾に行くことを強く勧めてきますが、私は塾の雰囲気が好きではなく、頑固に断っていました。

しかし、高校2年生も終わりに近づき、いよいよ受験の年が来ると思っていた頃、塾に通い始めた友人の成績が少しずつ上がり始めたにも関わらず、自分の成績が思うように伸びでいないことで、段々と焦る気持ちになってきました。まだ一年間あると頭の片隅では考えているのですが、受験に失敗したときのことを考えると色々と心配になってきました。そのことをボソっと母へ話してみたところ、知り合いの伝手で評判の良い家庭教師がいるから利用してみないかと言われました。私は相変わらず塾の雰囲気が好きになれず行く気になれなかったので、母の申し出を受けることにして家庭教師を利用することにしました。

私が家庭教師の利用を決めると、母は早速家庭教師の方を連れてきて高校3年生の春から受験までの約10か月間ほど家庭教師を利用しました。その家庭教師の方は、当時国立大学に通う4年生の男性でありアルバイトとして家庭教師をしているとのことでした。始めはどんな人が来るのか怖い思いがありましたが、蓋をあけてみると面白いお兄さん的な方でした。背は低いものの整った顔立ちで見るからに知的そうな方でした。また、話が面白く勉強以外にもいろんなことを話して笑わせてもらった記憶があります。

授業は火曜、木曜、日曜の週3日間で時間は2時間が基本でしたが、個人契約ということもあり、週に4日教えてもらった週もあれば、半日付きっきりということもあり、かなり融通を利かせてもらっていました。特に、模試の結果が出た後の採点や復習には時間を割いてくれ、私が苦手な部分やケアレスミスをしたところをきっちりと時間を使って教えてもらいました。

私が家庭教師の方に習っていた科目は主に数学と理科系、英語が主でしたが、国語や社会も教えてもらっており、受験科目すべてを家庭教師に教えてもらっていました。私は英語と国語が大の苦手でいつも別の教科の足を引っ張っていました。しかし、家庭教師の先生からは苦手を得意科目にするよりは、苦手科目を普通くらいの点数にすれば良いとアドバイスを頂き、気持ちが楽になり、かつ勉強する範囲を絞ることができたおかげで大学受験のときには平均点以上レベルの点数が取れるようになりました。また模試などで英語や国語で失敗してもいつものことだと気持ちを切り替えることができるようになり、他の科目のテストまで気持ちを引きずることがなくなりました。

私は家庭教師を利用してから、元々得意だった数学と社会の点数が安定して高得点を狙えるようになり、模試のときでも不安なく望めるようになりました。また理科系の物理と化学も家庭教師の先生が進めてくれた参考書を一緒に一冊解いたことで自信につながり、応用力が足りなかった自分の力が補えるようになりました。

家庭教師の先生が教えてくれてから、夏まではなかなか模試の結果は良くなかったのですが、段々と暑さが和らいできた秋に点数が上がり始めました。その頃初めて志望校の合格判定が最低のEからDに上がりました。今までE判定しかなかったのにD判定に来ると底なし沼にいた感覚が頑張ればゴールは見えてくるのだという希望へと変わっていきました。それから段々と判定を上げていき、年末の模試ではB判定までこぎ着けました。私は段々と成績を上げることに成功しましたが、家庭教師の先生は何か特別なことを教えてくれたわけではありませんでした。もしかしたら有名塾講師の方であれば必勝法などを教えてくれたのかもしれませんが、家庭教師の先生はあくまで自分が勧める問題や参考書を私に解かせて、どこでつまずいているか、何が苦手なのかを分析して徹底的に反復で勉強をさせてくれました。

私は受験前になるとどんな問題でも一度はやったことのある問題だという余裕に似た自信を持つことができました。本当に難しいことをやったというよりは、家庭教師の先生が出す問題をひたすら解き続けただけでした。私はセンター試験を受け、いくつかの私立大学を受験し国立大学を最終目標とし受験しました。センター試験は予想の範囲内でしたが上々の点数でした。

また、私立大学の受験は数学、理科、英語が多く英語に重きを置くような大学はことごとく落ちてしまいましたが、数学と理科の手ごたえが強かった私立はいくつも合格し、私立受験の結果としては4勝2敗でした。早い段階で私立の合格を獲得したこともあり、第一希望の国立大学の受験はリラックスして受けることができました。

私が家庭教師の先生から教わった唯一、特筆すべき特別なことと言えば鼻歌を歌いながら受験しろというものでした。もちろん、歌っていては試験官の方に怒られるので心の中で歌うのですが、これが案外私にもハマり、好きな音楽を直前まで聞いて、試験を受けながら頭の中では音楽が流れていると、すらすらと問題が解ける気になっていました。その国立大学の受験はリラックスしていたこともあり、好きな音楽を頭でリピートさせながら受けた結果、見事合格することができました。

合格を家庭教師の先生へ報告すると、合格祝いを持って祝いに来てくれて本当にこの先生と一緒に受験勉強して良かったと感じました。受験勉強の合間には先生と冗談を言い合い笑い合っていました。また、両親も家庭教師の先生を気に入り、家族で食事をしたりと、この10か月は自分の兄のような存在でした。私は家庭教師の先生が大好きになり、先生の為にも受験を成功させようという気持ちになっていました。

受験を終えた感想としては、受験は本当に甘いものではなかったので、自分ひとりだけでは志望校はもちろん、第二第三希望の私立にも受かることは難しかったと思います。

家庭教師を利用すると決めたときに、他人が家に来ることに抵抗感がありましたが、受験を終わって家庭教師を利用して良かったと感じるようになりました。
話を聞くと家庭教師の先生も当たり外れがあるようですが、自分に親身になって教えてくれる人が近くにいるということは目に見えない効果があるのだと思います。私の子供が大学受験をするときには、私の母同様に私も子供に家庭教師を勧めると思います。

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