東大螢雪会2年、SAPIX中学部(高校受験)Zクラス2年の指導経験があり、主に高校受験を指導してきました。筑波大学附属駒場高等学校や開成高等学校をはじめとし、多数の難関校への合格実績があります。
■富山県の高校受験とは
富山県の高校受験で、注意したいポイントをまとめてみました。
・富山で高校受験をするならば受けておきたい「育英模試」
富山の県立・公立高校の受験を目指すお子さんの多くが受ける育英模試は、個人面談等のアフターケアも行われる模試です。
精度が高い模試と言われますが、富山県の公立高校では試験と内申の比率が半分なので、内申の点数を加味して志望校の選定を行いましょう。
・富山県の高校受験での併願校とは
富山県では公立優位で、偏差値50以上の私立は数えるほどしかありません。
併願校の選定は非常に難しいですが、お住まいのエリアによっては近隣他県の上位校を併願なさる方も多くいらっしゃいます。
また、学生寮を併設している高校を選択肢に入れると、かなり併願校の選定が楽になります。
自宅からの通学に拘らないのであれば、学生寮を併設していたり、下宿の斡旋がある高校を視野に入れてみましょう。
■富山県の県立・公立高校とは
富山県の公立高校は、
富山県立富山中部高等学校・富山県立富山高等学校・富山県立高岡高等学校
等が、偏差値65を超える上位校として知られています。
富山県立富山中部高等学校は、文武両道を目標に掲げている創立90年を超える歴史と伝統のある共学校です。
自学自習を大切にしており、生徒の自主性を尊重し教師は全力でサポートを行っています。
2013年度の大学合格実績は、東京大学7名、京都大学2名等、難関校に多くの合格者を輩出しています。
富山県立富山高等学校は、公式のHPが無く、非公式の「富校の杜」というサイトが開設されています。
そちらの情報によると、2010年度の大学合格者実績は、東京大学4名で、京都大学1名、その他難関校に多くの合格者を輩出しています。
富山県立高岡高等学校は、歴史と伝統のある共学の高校です。
部活動や学校行事に積極的に取り組んでおり、普通科・人文社会科学科・理数科学科と、様々なコースに分かれています。
2013年度の大学合格者実績は、東京大学11名(内現役7名)、京都大学11名(内現役10名)で、国公立大学の医学部医学科に21名(内現役16名)と、難関校に多くの合格者を輩出しています。
■高校受験に向けて抑えておきたい富山県の公立・国立高校の対策
富山県の高校受験では、公立優位なので公立・国立高校の対策をまとめてみました。
・公立・国立高校の試験問題の傾向
公立・国立高校は基本的に、教科書の範囲内からの出題です。
教科書に出て来た知識を正確に理解することが大前提です。
応用力をつけるのは、基礎学力が定着してからでも遅くはありません。
また、過去問に取り組むのは、試験直前というお子さんも多いと思います。
個人的には、出題傾向が変わっていたとしても、入手できる範囲の過去問を全て解いて理解しておくことが大切です。
学校にもよりますが、10年程度の過去問を解き、理解しておくとお子さんの自信に繋がります。
そのため過去問は、夏休みから手を付け始めるのがお勧めです。
判らない問題があってもじっくり取り組む時間がありますし、2周3周と回数をこなすことで出題者の意図を汲み、出題者との対話を楽しむことが出来る様になります。
試験は落とすためではなく、問いかけるためにあります。
出題者との対話を楽しめる心の余裕を持つことが出来れば、例え試験の際にアクシデントがあったとしても、落ち着いて対応することが出来ます。
・復習をすること
高校受験を目標にして、中学校入学時から勉強を始めるお子さんもいらっしゃると思います。
問題集や参考書を並べて、「勉強をするぞ!」と意気込むのは良いのですが、受験勉強において大切なことは先取り学習ではありません。
勿論、受験する学校によっては、中学校で習った範囲以外の問題が出ることもあります。
しかし、勉強で一番大切なことは「復習」です。
教科書を暗記してしまう位復習をすることが大切なのです。
予習に力を入れるあまり、復習が疎かになってしまうと、小さな躓きが放置されてしまい、やがて「判らない」や「苦手」といった、マイナスなイメージに繋がってしまいます。
そこでお勧めしたいのが、「教科書の復習」です。
先取り学習や予習は勿論ですが、復習に力を入れることで、基礎学力の定着をはかることが合格への近道です。
教科書に出てくる漢字は全て読み書きが出来ますか?
計算問題や文章問題は全て解けますか?
英単語や例文は全て覚えていますか?
ほとんどのお子さんが、自信を持てないと思います。
家庭学習は、学校の授業とは異なり、自分で学習内容を決めることが出来ます。
小学校では比較的簡単に思えた勉強が、学年があがるにつれて急に難しく思え、中学校では苦手な科目があるお子さんが多くいらっしゃいます。
復習を予習の倍の時間かけて丁寧にすることで、苦手や躓きを無くしましょう。
苦手意識を克服するためには、ゆっくりと時間をかけて、沢山の問題を解くことです。
解ける問題が増えると、それが自信に繋がります。
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