岩手県の高校受験対策情報

執筆者紹介

S.Yさん

自己紹介
3児の母で子どもの幼稚園受験を経験しており、現在は中学校受験及び小学校受験を目指して情報収集や子どもへの指導を行っております。主人の指導経験及び、受験経験(幼稚園受験・小学校編入試験・中学校受験・筑波大学附属駒場高等学校・東京大学文科一類合格)に基づき、記事の執筆を手がけました。

執筆者経歴

東大螢雪会2年、SAPIX中学部(高校受験)Zクラス2年の指導経験があり、主に高校受験を指導してきました。筑波大学附属駒場高等学校や開成高等学校をはじめとし、多数の難関校への合格実績があります。

受験対策情報

■岩手県の高校受験の特徴とは

私立では、
盛岡中央高等学校・一関工業高等専門学校
公立では、
岩手県立盛岡第一高等学校・岩手県立盛岡第三高等学校
等が偏差値60前後の上位校として知られています。

岩手県は面積が広く、自宅から通学可能な高校が少ないエリアもあります。
その為併願先に学生寮を併設している県内の高校や、全国の高校への受験を行う方もいらっしゃいます。
偏差値に関係なく、地元の公立の上位校に進学して、通学時間を勉強に回す方も多いです。

■岩手県の高校受験の上位校とは

盛岡中央高等学校は、創立50周年を超える伝統のある共学の高校です。
部活動やグローバル教育に力を入れており、男子ソフトボール部は高校総体で優勝経験があります。
早朝学習や学力特待制度等のある「特進選抜SZコース」などの、多彩なコースに分かれており、特色のある教育活動を行っている、県内でも有数の進学校です。

2014年度の大学合格者速報では、岩手大学24名、東北大学4名、早稲田大学2名等、難関校に合格者を輩出しています。

岩手県立盛岡第一高等学校は、創立130年以上を超える歴史と伝統のある男女共学の高校です。
授業を70分単位で行っており、生徒のほぼ全員が大学進学を目標としており、二年次からの志望に併せたコース選択など、特色のある教育を行っています。

2013年度の大学進路状況では、東京大学8名(内現役3名)、岩手大学31名、東北大学46名等、難関校に多くの進学者を輩出しており、医学部医学科にも21名の進学者がいます。

■岩手県の公立高校の受験動向

進学指導に力を入れる公立高校が増えてきており、全国的に公立高校の人気が回復してきていると言われています。
私立高校よりも学費の負担が少ないので、進学実績が変わらないのであれば、自宅から無理なく通学できる公立高校を選択する方も多くいらっしゃいます。
首都圏や大阪府等・京都府などをのぞき、地方では昔から公立優位のケースも多くあります。
また、私立に劣らず特色のある教育を行う公立高校も増えてきました。
そして国立大学に附属している高校では、国立大学法人の法人化に伴い、学校の運営方針が変更になる可能性があることも影響していると言えるかもしれません。

私立・公立・国立には、それぞれの良さがありますが、お子さんの将来の志望を踏まえて、ベストな選択が出来る様に、学費や偏差値だけではなく、様々な角度から学校を選ぶことが大切です。

・岩手県の高校受験と公立高校

岩手県はエリアによっては、高校の選択肢が非常に少ないことも珍しくありません。
その為偏差値が低い高校でも、進学実績は優秀な高校があり、就職から進学まで多彩な進路を選択する生徒がいる学校も珍しくありません。
公立優位とされますが、通学可能範囲の高校の選択肢の少なさも、それを後押ししていると言えるかもしれません。

例えば、偏差値が50前後とされている、岩手県立久慈高等学校では、2012年度の卒業生の進路状況を公開しています。
内訳を見てみると、岩手大学22名、東北大学2名、同志社大学1名など、難関校への進学者を多く輩出していますが、専門学校や就職をしている生徒もいます。
上位校と比較すると、偏差値50前後というのは入学しやすいイメージがありますが、進路状況は上位校に引けを取らないと言っても過言ではありません。

岩手県は、雪深いエリアも珍しくありません。
自宅からの通学を希望する場合、冬季の通学が可能か等、多角的な角度で検討を行うことも大切です。
学生寮を併設している私立高校を選択するのではなく、自宅から通える範囲の公立高校へ進学して、親元で勉強に打ち込むという選択肢もあります。
上位校=難関大学への合格ではなく、お子さんの意識の高さや親御さんの適切なアシストがあれば、県内の上位校では無くても、合格を手にすることは夢ではありません。

■高等専門学校を目指す方へ

一関工業高等専門学校は、岩手県の県南地域では唯一の校学生の高等教育専門機関で、修業年限が5年間であり、卒業すると準学士となります。
学生寮を併設しているため、様々な地域から生徒が集まっています。
求人倍率が高く、就職実績が良いことで知られていますが、難関校にも多くの進学者を輩出しています。
これは将来研究や開発設計に携わるために、大学に編入したり大学院への入学を決める方が多いからです。
専門的な学習を行うことが出来るので、早期からやりたいことが決まっているお子さんを中心に人気があります。

2012年度の進学状況では、本科では卒業者数159名に対し、就職者数105名で、進学者数53名と、約3割の生徒が進学しています。
専科では卒業者数20名に対し、就職者数12名で、進学者数8名と、約4割の生徒が進学をしています。
本科生の進学先は、一関高専専攻科が27名、岩手大学・東北大学各1名で、2011年度には東京大学に1名の進学者がいます。
専科生の進学先は、東北大学大学院3名、東京大学大学院1名等です。

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