山形県のT.Jさんの
合格体験記

私は高校受験をするときに知り合いの方に家庭教師をしてもらっていました。

私の志望高校はそこまでレベルの高い高校ではありませんでした。それもあってもともと受験に対するモチベーションはそこまで高くはありませんでした。そこで私はこのままではいけないと思い、危機感を持ち始め、熟や家庭教師を始めた方がいいのではないかと思ったのが家庭教師を始めたきっかけでした。たまたまそれにのっかるようなかたちで知り合いの方が週に一回でいいならやってくれると言ってくれたのでその方にお願いしました。

家庭教師を始めてすぐには成績は上がりませんでした。というより自分の場合は三か月という短い期間だったので成績自体はあまり大きな変化はなかったように思います。それよりもモチベーションの変化が大きかったですね。やはり親に言われてもやる気は出ないと思います。むしろ言われれば言われるほどやる気は下がっていました。その点家庭教師の先生は親とは違い、第三者なので多少言われてもやる気が下がることはなく、しっかりモチベーションを上げてくれました。おかげで少しずつ勉強をする習慣がつきました。

勉強の仕方に関してはいたってシンプルで、学校の授業でやった内容を自分で問題集を解いて復習し、マル付けをします。そして指導がある日に家庭教師の先生に分からなかった所の解説をお願いするという流れでした。この流れのおかげで家庭教師の指導時間は有効に使うことができましたし、自分で問題を解いておかないと指導の時間が無駄になってしまうという意識があったため、自主学習の習慣が付きました。

あとは細かい勉強方法も教えていただきました。暗記物は五感を使って覚えるだとか一度間違った問題を定期的に解くスケジュールの立て方だとかですね。これは実際に実践してやりやすかったと感じます。

家庭教師を雇うメリットはたくさんあると思います。

自分が考えるメリットの一つ目は一人で勉強しなくてよいところですね。一人で机に向かってひたすら勉強するのはあまり好きではなかったのでたまにたわいのない話ができる先生が傍にいて助かりました。また、塾だと周りに人はいるけどみんな受験生だからどうしても競争意識が生じて焦りがでてしまうと思います。

二つ目は自分の専任の教師である事です。塾にも個別指導の塾はありますが完全に一人につきっきりのところはなかなかないと思います。そのため、聞きたいときことがあった時にすぐには質問できずにタイムロスが生じてしまうと思います。家庭教師は自分につきっきりで教えてくれえるので安心してに学習を進める事が出来ました。ずっと見ていてくれるので問題につまづいている時は家庭教師の先生の方から手助けしてくれる時もありました。

三つ目は家庭で学習をするので親御さんが学習を把握できる点だと思います。目の届くところで指導をしてもらえば親御さんも安心して指導をお願いできると思います。親御さんも子どもが勉強をしている場面を普段から見ていればしつこく勉強を強要せずに済みますね。

反対にデメリットについては考える限り一つだと思います。それは具体的な進路指導が受けられないこと。プロの家庭教師の方はできるのかもしれませんが私のように知り合いの方に家庭教師をやってもらう場合や学生に家庭教師をやってもらう場合は進路指導は難しいと考えます。ですので進路指導に関しては学校の先生を頼りにすると良いのではないでしょうか。

最後に家庭教師を選ぶ際のポイントですが、私は家庭教師の先生との相性が一番大事だと思います。どんなに過去に実績を持った先生でもやり方が自分に合わなければシャットダウンしてしまいモチベーションも上がらないと思います。それよりも趣味や考えが合う先生と楽しく指導をしてもらった方が勉強もはかどると思います。