富山県のT.Sさんの
合格体験記

T.Sさん
T.Sさん
中学校3年生の時に、成績が学年で下から数えたほうが良かった男子です。母親の友人の大学生の息子さんに家庭教師を依頼してきたとの事後連絡から受験勉強が始まりました。

家庭教師の利用方法

時給:2000円(週一回2時間)
期間:10か月間
種別:学生教師(その他はなし)

合格体験記

3年生が始まって5月のゴールデンウィークも終わり、まだまだ部活中心の生活をしてきましたが(サッカー部です)、成績は下から数えたほうが早いほど悪いモノでした。

私の住む富山県の地域性では、部活動の推薦や市立志望のケースを除くと、私立高校を滑り止めとして受験し、公立高校を目指すということが一般的です。私も特に理由もなく私立高校を受けて、公立高校を受験と決めていましたが、ある日、進路指導の先生にはっきりと言われました。

「このままでは、間違いなく公立高校は受からないぞ」

先生と2人で言われているのであれば、「もっと頑張ろう」くらいの気分でいたと思うのですが、言われたのは母親を交えた三者面談の席でのことでした。私よりも、敏感に母親は反応しました。これが、家庭教師をお願いすることになった理由です。母親はわずか数日で家庭教師の大学生を連れてきました。こうして、私の受験生活は始まりました。

普段から特に勉強をする習慣もなく、宿題すらやっていなかった私に家庭教師の先生は次の約束をさせました。
1.宿題は必ずすること
2.わからない問題は、必ず理解するまで聞くこと
3.部活も引退までは精一杯やること

まずは、宿題は必ずやると決めて実践することにしました。すると、その効果は2か月くらいしてその成果が表れるようになりました。学年で250位くらいの順位が180番くらいにまで期末テストであがりました。あとで聴いたことですが、期末試験は、やった範囲の中からしか出題されないので何も勉強してこなかった人でも、宿題だけでもやれば成果は出やすいと家庭教師の先生は言っていたそうです。

また、このおかげで、少しだけ自分に自信が持てたとこもよかったと思います。先生と約束した2つ目の約束では、わからない問題は必ず理解するまで聞くこととありましたが、これを実践させるための先生の指導方法はちょっと変わっていました。

先生のやる気はすさまじく、毎回手作りの問題を宿題として出し、次回に理解できなかったことやわからないことを質問するスタイルだったのですが、毎回、必ず問題と答えが一致しないようにあえて問題を間違えて作ってきていました。当然、どれだけやっても答えは正解になりません。次回、先生に質問すると、どういう風に問題を直せば答えが一致するか、問題のどこが矛盾しているかなどを、再度問題として出題してきました。問題を作れるようになったり、問題の間違いを指摘できるようになって初めて理解していると言えるとのことでした。部活も引退し、受験勉強に専念するようになって、先生の指導も力が入ってきていたのは感じていました。

10月ごろになると、成績は100位くらいをキープするまでになってきていました。学校の先生や両親からも褒められ、やる気もさらに上がっている自分がいました。家庭教師の先生のやる気もあり、このころには完全に学習するスタイルや癖も身に着いてきていました。このころには、自分でもはっきりと理解していました。家庭教師の先生にぐんぐん引き込まれ、自分も精一杯頑張ろうとの思いから、成績も上がってきているのだということを。

これから、家庭教師を選ぼうと考えている人には、はっきりと言えます。私の場合は、指導方法も自分に合っていたのもよかったのですが、先生のやる気や本気度のおかげだと思っています。やる気のない、学生のアルバイト気分の人ではなく、一生懸命に指導してくれる先生に学ぶことがなによりも大切だと思います。運・不運もあるとは思いますが、明らかにやる気がないような先生が来た場合はすぐに変更をお願いするべきだと思います。自分の一生がかかっているのだから遠慮する必要もありません。

12月頃には、富山県内では中堅から上位のあいだくらいの学校に志望校を設定したときに、学校の先生も「厳しいかもしれないけれど、がんばれ」と言ってくれるようになるまでになりました。最後の実力テストでは、70位くらいにまで順位があがり、無事に志望校に合格することができました。両親、学校の先生、そして何よりも家庭教師の先生に合格の報告をできたことがとてもうれしかったです。

今でも、中学校時代に母親が家庭教師の先生を連れてこなかったらどうなっていただろうと思うこともあります。それくらい、とても良い先生に巡り合えたと思っています。

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