岡山県のY.Kさんの
合格体験記

とにかく昔から算数や数学が大の苦手だった私は、最初は主に数学、理科などの理数系科目を教えてもらっていました。高校は特に進学校ではなく、岡山県内でもレベルは中の下くらいでしょうか。その他の教科ではほぼ平均点か平均点以上取っていた中で、私の数学の点数は20点とか、とにかくひどいものでした。

来てくれていた先生は岡山医大の歯科学部、大学院に通っていた程の方でした。教え方が上手だったのか、数学のテストの点が20点から平均点以上にまで上がりました。元が低かったとはいえ点数が倍以上あがったので、さすがに私も両親も驚きました。その他、理科や科学、物理などはもちろん、国語や英語と教科に限らず、とにかくわからないことは全部先生が教えてくれたので、テストの点はメキメキ上がりました。習い初めて1年も経つころには、常に学年上位をキープするまでランクアップしたほどです。

受験勉強がスタートしてからは、外国語を専門に学学べる大学を目指していた私は英語を中心に教わるようになりました。進研ゼミの教材と受験用の教材を上手く利用して勉強が進められたのも、先生のおかげです。先生のおかげで内申点はとても良かったため、志望校へは推薦入学を目指していました。推薦がダメだった場合でも一般入試は国語と英語のみ。先生との勉強はその2科目に絞って教わりました。

勉強方法としては、先生オススメの単語帳や様々な大学の過去問が揃った問題集などを利用していました。過去問はとにかく難易度の高い大学のものばかりで間違いだらけでしたが、それでもひとつひとつわからないことを教わってクリアにしながら、"続けられた"ことが、大きな自信にもなったと思います。また、他の子が塾などに通って必死になって勉強している最中、私は家庭教師と進研ゼミだけ、いわばやるのもやらないのも自分次第という勉強法で不安もたくさんありましたが、一緒に頑張ってくれた先生がいて、悩み相談から体験談、他愛のない話をしたりもして…。

楽しく勉強出来たのは、自分に向いていたなと思っています。結果、無事に第一志望の大学に推薦入試で受かることができました。先生も自分のことのように喜んでくれて嬉しかったことを、今でも覚えています。

推薦で受験は早く終わってしまいましたが、その後も定期テストがあったので、高3の授業が終わるまで、しっかりお世話になっていましたね。なんせ、数学に関しては先生がいないと本当にダメでしたから。

実は中学の時にも家庭教師を利用していたことがあったのですが、その時は親が間違いを指摘するほど、ちょっと頼りない先生でした。でも高校生になって大学受験を考え始め、考えたのは、やっぱり家庭教師をお願いすることでした。その大きな理由は、学校もそうですが、塾のように皆で勉強するスタイルが嫌だったからです。

というのも、私はわりと理解するまでに時間がかかるため、ついていける自信がなかったから。ひとりだけわかっていない状態で授業が進んでしまうのも不安でしたし、やはり一対一で教わる方が自分の特性を理解した上で学べるのでは、と思ったからです。

もちろん、初めて先生が自宅へ来る時は緊張しましたが、とても人当たりのよい優しいお姉さんのような先生だったので、同性同士の話も出来ましたし、私もすぐに打ち解けられました。さらに良かったことは、先生が岡山医大(岡山では超エリートの大学で、県外からも人が集まるほど。中でも医大は心臓移植で有名ですので、かなりレベルが高いです)の入試を経験して現役生だったためレベルが高く、どの教科もオールマイティーに教えてくれたこと。きっと塾では科目によって先生がいるのだと思いますが、それを1人で何役もこなしてくれたので、とても助かりました。

周囲の話では家庭教師がころころ変わる事もあるそうですが、私の場合は先生を途中で変えたこともなく最後までの続けられました。先生を選ぶ際には同性で、と要望を出した程度で選んだことがないので本当に運が良かったんだろうなと思います。塾は行ったことがないので想像でしかありませんが、学校のように勉強するときっとごまかして理解したフリをしてしまう気がします。その点、家庭教師の先生にはウソはつけませんし、逃げられません。理解しきるまでとことん教えてくれるので、家庭教師をお願いして大満足でした。自分に合った先生に出会えれば、塾に高いお金を払って通うよりもよっぽど良いと思いますね。