石川県の高校受験対策情報

S.Yさん
S.Yさん
3児の母で子どもの幼稚園受験を経験しており、現在は中学校受験及び小学校受験を目指して情報収集や子どもへの指導を行っております。主人の指導経験及び、受験経験(幼稚園受験・小学校編入試験・中学校受験・筑波大学附属駒場高等学校・東京大学文科一類合格)に基づき、記事の執筆を手がけました。

執筆者経歴

東大螢雪会2年、SAPIX中学部(高校受験)Zクラス2年の指導経験があり、主に高校受験を指導してきました。筑波大学附属駒場高等学校や開成高等学校をはじめとし、多数の難関校への合格実績があります。

受験対策情報

■石川県の高校受験の特徴とは

公立は、
石川県立金沢泉丘高等学校・石川県立小松高等学校・石川県立金沢二水高等学校
国立は、
金沢大学附属高等学校
等が、偏差値65を超える上位校として知られています。

私立は、
星陵高等学校・金沢高等学校
等が、偏差値60を超える上位校です。

石川県では、公立優位であり、上位校の併願先が限られています。
その為お住まいのエリアによっては近隣の他県で併願校を探したり、学生寮のある学校を併願する方も多くいらっしゃいます。

■石川県の高校受験の上位校とは

星陵高等学校は、1700名を超える生徒が通っている、大規模な共学の高校です。
勉強だけでは無く、人間性の成長や体育など、様々な面でバランスの取れた教育活動を行うことを目標としています。
補習や研修そして様々な大学見学会など、コースに応じて特別授業が行われます。

2012年度には、京都大学1名、医学部医学科7名等、難関校に多くの合格者を輩出しています。

石川県立金沢泉丘高等学校は、進学校として知られる共学の高校です。
進路指導に力を入れており、入学した当初から、きめ細かい指導を行っています。
部活動の加入率は90%を超えており、勉強だけでは無く部活動も積極的に行っています。

2013年度の大学合格実績は、東京大学15名、京都大学16名で、難関校に多くの合格者を輩出している県内でもトップクラスの進学校です。
理数科には、専願と併願があり、併願の場合には第二志望が普通科となります。

金沢大学附属高等学校は、金沢大学の附属校で附属の中学校がある共学校です。
高大連携や第一志望を追求する進路指導など、特色のある教育を行っています。

2013年度の大学合格者実績は、東京大学11名(内現役6名)、京都大学5名(内現役2名)など、難関校へ多くの合格者を輩出しています。
推薦・一般あわせて約120名の募集の中で、附属中学校からは約75名が入学します。

■石川県での高校受験におけるポイント

高校受験を目指して勉強を頑張っていると、時折やる気が出なくなってしまうお子さんがいらっしゃいます。
誰でも波はあるものですが、それが長期化してしまうと、やきもきしてしまいますよね。
明確な目的意識を持てずに、ただ何となく勉強をしているお子さんに多い「やる気の低下」ですが、解消するためにはいくつかのポイントがあります。

・志望校を明確にする

「行きたい学校」ではなく「行ける学校」を選ぶと、志望校がぎりぎりまで決まらずに、はっきりとした目的意識が持てないことがあります。
志望校を明確にし、学校説明会などに足を運んでみましょう。
石川県の中で、「行きたい学校」が見つかることで、やる気が出るお子さんは多くいらっしゃいます。

・小さな目標を作ってみる

「高校受験まであと○ヶ月かぁ…」
高校受験は確かに1つの目標ではありますが、あくまで合格は長期的な目標です。
短期間で達成可能な、小さな目標を作って、モチベーションを保つことが大切です。
模試を受けてみたり、学校の小テストでも構いません。
目標を定めてそれを達成することで、やる気を維持しましょう。

・試験直前のやる気の低下対策

石川県のような公立優位のエリアの場合でも、私立を本命としている生徒さんもいらっしゃいます。
中には推薦で12月中に進路が決定してしまうお子さんも珍しくありません。
そこで問題となるのが、「試験直前のやる気の低下」です。
模試の成績が悪かったり、お友達が合格して気が緩んだ姿に影響されてしまったり…。
些細なことで揺れるのが、この年代のお子さんの特徴です。
試験直前にやる気が低下してしまったら、勉強をする環境を思い切って変えてみましょう。
図書館や塾の自習室等、「周りの人がみんな勉強している」環境を利用します。
高校受験の見えないライバル達が、勉強する姿を目の当たりにして、やる気を出すお子さんもいらっしゃいます。
学習カフェや勉強カフェ等を利用し環境を変えることで、孤独になりがちな受験勉強を乗り切ることができるかもしれません。

・何故勉強だけ「やる気」が出ないのか

「学校から帰ってきて、ゲームや漫画には興味を持つのに、何故勉強にはやる気を出せないのか?」
そうお考えの親御さんもいらっしゃると思います。
これは単純に、「勉強がまだゲームや漫画以上に魅力が無いから」です。
例えば勉強を1日に数時間するだけで、翌日のテストの成績が劇的にあがるのであれば、やる気が出るお子さんも居ると思います。
つまり、「目に見えた成果がすぐに出ない」ので、魅力を感じられないのです。
「勉強が出来る」とされるお子さんは、成果がすぐには出ないことを理解し、成果が出るまで勉強を継続することができます。
とはいえ、遠い未来の大きな利益よりも、近い未来の小さな利益をとるのは、人間の本能的な物だそうです。
性格的な問題を持ち出して向き不向きを決めるのはナンセンスですよね。
勉強にやる気を出すためには、環境作りだけでは無く、勉強のおもしろさや魅力を伝えるのが大切なのです。

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