兵庫県のS.Kさんの
合格体験記

S.Kさん
S.Kさん
関西の私立大学へ進学しました。現在大手企業のグループ会社で事務をしております。

家庭教師の利用方法

同じマンションに住んでいる2つ年上の先輩が関西では有数の外国語大学に進学していました。海外経験も豊富でとても英語が堪能でした。私の大学の受験科目で英語は必須なのですが、自信がなかったので先輩に依頼しました。

合格体験記

個人契約で家庭教師を依頼した先輩とは住んでいるマンションが一緒だったので小学生の頃はよく遊んだりもしましたが、中学は離れてしまい疎遠でした。しかし母親同士仲が良かったので先輩の噂は聞いていました。

私が大学受験の際に英語で躓いてしまい、このままでは志望校に合格できないので英語の学力をあげるようにと担任の先生から言われました。しかし、受験まであと少ししか時間がなかったのと、経済的に塾へ通う余裕もなかったので、母親づて先輩に家庭教師を頼んでもらいました。長い間オーストラリアに留学していた先輩ですが卒業論文のために帰国しており、ちょうど私の受験勉強を見てくれる時間があったのが幸いでした。3時間3000円で引き受けてくれました。

先輩はまず、英語を教えてくれる前に英語の勉強の仕方を教えてくれました。そこで大切なのは英語を学ぶのではなくて「テストの点数を取れる英語の勉強方法」を身につけることを教えてもらいました。日本人でも国語のテストで満点を取るのが難しいように、英語のテストで点を取れることと英語が堪能になるのとでは勉強方法が違うそうです。そこで先輩は自分が外国語大学に合格した時の勉強法を伝授してくれました。

とにかく単語は毎日覚えて単語力を増やしていくこと、構文は長文の中で見つけてその使い方を学んでいくこと。そして後半には私の英語力をテストして何を教えなければいけないかというのを判断してくれました。

先輩は大手の個別学習塾で講師のアルバイトをしていたことがあるので、教え方はうまかったです。そしてネイティブのように英語を話すので発音が高校の英語教師よりも上手かったです。私もいつかそんなふうにしゃべりたいと英語の魅力にはまり、今までよりも積極的に勉強に取り組みました。

私のやる気があがったところで、一番苦手だった文法を中心に勉強し、配点の高い長文読解でもコンスタントに点数が取れるように勉強しました。長文を見ているだけでも嫌だったのに、勉強をし出していくと次第にどんな内容がかかれているのかわかるようになってきました。

先輩は毎日来れなかったのですが先輩が来れる日は極力家まで来てもらい勉強を教えてもらいました。受験日も差し迫っていたのですが、他の教科は合格圏内に点数が達していたのでとにかく受験日のぎりぎりまで英語だけを勉強しました。

勉強は自分の部屋でやりましたが、どうしても集中ができない時は私立図書館や、高校の図書館に詰めました。受験日まで一週間に一度、先輩が作ってくれた模擬試験を受けましたが、英語のテストのコツをつかむと比較的点数はあがりました。尚一層やる気が出てどんどん勉強に励んだのですが、時間が経つにつれて集中力が落ちケアレスミスを連発するようになりました。あまり時間がなかったのでとても焦りましたが、先輩に「やるしかない」と背中を叩かれ勇気づけられました。

受験日が近づくと他の教科にも時間を割いたので、受験当日は正直言って自信がほとんどありませんでした。先輩が親身になって勉強に付き合ってくれたので、その恩を返そうと試験を頑張りました。しかし試験を受けてみた手ごたえは五分五分で、滑り止めを考えようかと担任の先生と検討していた時期に、目指していた大学からの合格通知が届きました。合格通知が届くまでは滑り止め大学を受験する可能性も多かったので先輩には家庭教師を続けてもらっていましたが、無事に志望校に入学が決まりそこでようやく家庭教師を終わりにすることができました。

正直に言うと、今までの勉強方法では全くやる気が起きなかった英語が、大学に入っても勉強を続けるようになり、英語を話したい、もっと理解したいと思ったのはその先輩が家庭教師についてくれたおかげです。もっと早くから先輩にお願いしておけばよかったと思っています。

時を経て、私も無事に就職を果たしましたが、先輩とは未だに交流があり、今はお互い仕事帰りに集まりカフェで英会話を教えてもらっています。二人でカフェにいる時間は日本語禁止という英会話勉強方法です。英語で英会話の表現を教えてもらっています。受験は終わりましたが、今でも先輩は私にとっての英語の先生です。

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