兵庫県の高校受験対策情報

S.Yさん
S.Yさん
3児の母で子どもの幼稚園受験を経験しており、現在は中学校受験及び小学校受験を目指して情報収集や子どもへの指導を行っております。主人の指導経験及び、受験経験(幼稚園受験・小学校編入試験・中学校受験・筑波大学附属駒場高等学校・東京大学文科一類合格)に基づき、記事の執筆を手がけました。

執筆者経歴

東大螢雪会2年、SAPIX中学部(高校受験)Zクラス2年の指導経験があり、主に高校受験を指導してきました。筑波大学附属駒場高等学校や開成高等学校をはじめとし、多数の難関校への合格実績があります。

受験対策情報

■兵庫県の高校受験の特徴とは

私立では、
須磨学園高等学校・白陵高等学校・灘高等学校
公立では、
兵庫県立神戸高等学校・兵庫県立小野高等学校
等が人気を集めており、偏差値70前後の難関校として知られています。

兵庫県の高校受験では、公立高校が優位となっていますが、全国的に有名な灘高等学校など、私立の進学実績も悪くありません。
その為、県内で併願校を選ぶ方も多くいらっしゃいます。
住んでいるエリアによっては、大阪府等の近隣他府県の高校を併願するケースも多く、県外からの受験者も比較的多いです。

■兵庫県の高校受験の上位校の特徴とは

須磨学園高等学校は、附属の須磨学園中学校を併設している共学校です。
ダブルスクールが不要な特別講座を、自分の目的に合わせてセレクトすることが出来、長期休業中も受講が可能です。
受講料が必要ないので、学費以外の教育費の負担が比較的少なくて済み、自習室の開放も行っています。

須磨学園高等学校の2013年度の大学合格実績は、東京大学1名、京都大学9名(内現役7名)をはじめとし、立命館大学83名(内現役67名)、同志社大学71名(内現役49名)といった、難関校への合格者も多く輩出している名門校です。
医学部医学科にも多数の合格実績を誇っており、21名が合格しています。
高校の募集は男女320名で、中学校の募集は男女120名なので、外部入学の生徒が多く、馴染みやすい環境です。

兵庫県立神戸高等学校は、2013年度には1学年が9クラスあり、在校生が1,000名を超える大きな学校で、創立115年を超える歴史ある共学校です。
理数系教育に重点を置いた専門学科である総合理学科を擁しており、文部科学省から、科学技術や理科そして数学に重点をおいたカリキュラムの実施と開発などを行う、スーパーサイエンススクール(SSH)の指定校に認定されています。
芸術館や科学館の他、体育館に武道体育館などを完備しており、講堂棟では講演会なども行われます。

兵庫県立神戸高等学校は、県外に居住しているからでも、高等学校入学日までに、兵庫県内で保護者と同居することが確定していれば受験することが可能です。
2013年入試の大学合格者数は、東京大学4名(内現役2名)、京都大学26名(内現役13名)で、同志社大学146名(内現役123名)、立命館大学102名(内現役86名)など、難関校へ多数の合格者を輩出しています。

■全国的な知名度を誇る灘高等学校

灘高等学校は併設の灘中学校があり、完全中高一貫教育を行っている男子校です。
1927年に創立された歴史ある学校です。
中学校から担任が持ち上がり制で、6年間を過ごします。
その為、学年によりカラーが異なることで知られています。
中学生は180名で、高校での募集は例年40名で、2013年度の実質倍率は約3.1倍です。
県内だけではなく、大阪府・京都府、北海道から沖縄まで幅広い志願者がおり、合格者の居住地域はバラバラです。
外部進学者も比較的多いので、高校からの入学でも、馴染みやすいといえるかもしれません。

東京大学の合格者数ランキングで、例年東京都にある開成高等学校に次いで2位にランクインし、「東の開成、西の灘」とも呼ばれる灘高等学校。
2013年度の灘高校の大学合格実績は、東京大学105名(内現役76名)、京都大学41名(内現役27名)で、国立や私立の医学部や、難関大学そしてハーバード大学やオックスフォード大学の合格者も輩出しています。


■兵庫県の子どもたちの「英語」への苦手意識を無くすために

京都大学では、学部や大学院での講義を英語で行う比率を、2020年までに30%に増やすという目標を掲げています。
また東京大学では、外国人の教官による講義で、英語のスピーチや論文を書く講義があります。
受験英語だけで乗り切れた親の世代とは違い、現在では、グローバル化を見据え難関大学の多くが英語を積極的に取り入れ、会話だけではなくプレゼンや論文作成が英語で出来ることが求められるようになってきました。
兵庫県内でも人気の高い東京大学や京都大学では、帰国子女も珍しくなく、入学してから周囲の英語力の高さに驚く生徒も珍しくありません。
高校受験に合格することは勿論大切ですが、中学校時代や高校時代から、英語で話をする機会を積極的に作ることで、英語への苦手意識を無くし、英語を「勉強」ではなく「コミュニケーションの手段」としてとらえることが大切です。

高校受験と並行して、英会話教室へ通うのも良いですが、金銭的な負担も掛かってしまいます。
月額定額制のオンラインレッスンを利用したり、映画を字幕で見るだけでも構いません。
歌詞カードをみながら、洋楽を聴くだけでも良いのです。

英語の勉強は「結果がでない」と、苦手意識を持ってしまうお子さんもいらっしゃると思います。
けれども私たちは、日本語をうまれた時から何年もかかって修得します。
そう考えるとたった1~2年の勉強で、英語をマスターするのは難しいですよね。
焦らずにコミュニケーションを楽しむことが大事です。
英語を勉強する楽しさを、まずは知ることが英語力アップの大切なポイントです。

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