福島県のT.Hさんの
合格体験記

T.Hさん
T.Hさん
僕が家庭教師を利用し始めたのは高校3年生になってから、部活の夏のインターハイ予選が終わってからでした。

当時は週に1回、1科目5000円程度だったと思います。先生は社会人の講師でした。

大学受験、それも難関大に対応できる塾は地元にはないため、塾には行かず、家庭教師の先生と二人三脚で学習を進めました。

家庭教師の利用方法

僕は高校時代に大学受験を目指して家庭教師を利用していました。高校は福島県福島市の高校に通っていました。家庭教師は福島県家庭教師協会から先生をお呼びしていました。福島県内ではCMなどもよく放映されていて、それを見て親と相談したことを覚えています。

合格体験記

最初に受験初期の僕の成績について話しますと、高3の夏の模試での成績は私大3科目で偏差値38でした。にも関わらず第一志望を偏差値70を超える早稲田大学の政経学部だと3者面談の時に先生に話し、呆れられたのをよく覚えています。

学校の先生には呆れられましたが、家庭教師の先生は真剣に相談に乗ってください、一緒に合格までのプランを考えてくれました。確かに偏差値38から70までアップさせることは並大抵ではありません。先生は僕のやる気の部分も考慮した上で、合格に向けたプランづくり一緒に進めてくれたのだと思います。

僕は私大3科目の中で特に英語が苦手だったので、英語を重点的に鍛えるようにしました。家庭教師の先生との授業では基礎文法から単語まで中学校から遡っておさらいをしました。

中学英語がいまいち理解できていなかったため、高校英語についていけなかったのです。これも先生との会話の中でわかったことでした。とにかく単語がわからないことには長文も文法も取り組めないということで、毎日英単語をひたすら覚えるように言われ、毎回先生手作りの英単語テストを行い、おかげで多くの単語を身につけることが出来ました。

テキストや問題集も、オススメのものをいくつも提案してくれました。国語と日本史についても学習プランを先生が作ってくれて、それをベースにして自己学習に励みました。こちらについては、もっぱら僕が過去問を解いて、先生が解説を加えていくという方法で進めました。その他、勉強方法や睡眠方法まで様々なことを提案してくれ、僕は必死に実践をくりかえしました。

その結果、年内最後の模試では偏差値63まで急上昇しました。しかし、志望校は依然として全てE判定でした。それでも滑り止めはなし、あえて背水の陣で受験に臨むことにしました。

結局、第一志望の早稲田の政経、第3志望の明治の政経は落ちたものの、奇跡的に第二志望の法政の政治学科に合格することができました。第一志望の希望をかなえられなかったのは残念でしたが、受験当初の自分では考えられないような有名校に進学できてとてもうれしかったのを覚えています。

当時の僕が家庭教師を選んだきっかけとしては、当時の成績があまりに悪かったこと、にもかかわらず志望校の偏差値が高すぎたこと、そして高校3年生になってしまっていて時間がなかったという3つの理由が挙げられます。塾では全てカバーするのは不可能なため、完全にマンツーマンで僕個人に合わせた形で勉強を見てもらう必要がありました。

自分1人でなんとか勉強を進めるという選択肢もありましたが、さすがに効率が悪すぎるので早々にその選択肢は切り捨てました。更にこれまで部活ばかりで勉強を真剣にやってこなかったので、何をどのくらいやれば目標まで辿り着くのかさえイメージできない状態でしたので、そこはやはりプロの先生に頼ろうと考えました。

家庭教師を選んでよかったのは、マンツーマンで指導してくれるところです。僕の良い部分、悪い部分を客観的に分析してアドバイスをくれました。センター試験や私大入試なども過去問を研究してこまかにアドバイスをもらうことができ、先生の作戦のおかげで無駄な範囲は勉強せずに効率良く学習していくことが出来ました。

学習計画などのプランニングもしっかり組んでもらえたところも大きかったです。一日に何をどのくらいの分量やれば良いのかということを教えてもらいました。それまでの僕は勉強はただ何も考えずに何時間も続ければ良いものだと思っていましたが、非常に効率が悪いものでした。時間だけを目標にしてたので、だらだらと勉強をしてしまう時間が非常に長かったのです。

先生の学習プランを通じて、勉強といのは質と量が重要だということを学びました。短時間であっても密度の濃い学習をすることで、たくさんの知識を身に付けることができたのです。
こういった意識改革をできたところが、特に大きかったと思います。

悪かった点としては、頼りすぎてしまうところです。勉強の内容にしても学習範囲にしても、全て先生の提案するプラン通りに学習を進めてしまう事が多く、先生に指示された範囲が終わってしまうと達成感のため途端にやる気が湧かなくなる事がありました。当然、やる気が下がるのに合わせt勉強をやめてしまっていました。先生が指定した範囲で満足せず、自主的に必要な範囲の学習を進めていれば第一志望に近づけたかもしれないと今では思っています。

僕なりの経験を元に家庭教師選びのアドバイスをするなら、家庭教師はやっぱり社会人の人が良いと思います。学生のアルバイトの人は確かに年も身近で話しやすいですし、最近まで先生自身が勉強してきた経験があるので家庭教師に相応しそうに思えます。でも分析力やアドバイス力では、社会人講師との差が出てしまうと思います。自分自身が経験してきたことでも、それを巧く伝えられたり、どうして合格できたのかを論理的に説明してもらわないとこちらもよくわかりません。

学習計画の立て方や、やる気の出させ方など大人ならでは経験が重要なのだと僕は感じています。そう言った意味で、学生講師よりも社会人講師のほうが良いと思います。

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