福岡県のY.Kさんの
合格体験記

Y.Kさん
Y.Kさん
私は27歳の女性です。6年前の大学在学中に家庭教師を利用しました。学士入学、編入学に向けた家庭教師利用だったため、当初は不安もありましたが、第2志望校に合格することができました。

家庭教師の利用方法

私は大学4年次に半年間、家庭教師を利用しました。他大学の他学部に学士入学、編入学を希望していたためです。試験内容は専門分野、小論文、英語だったので、英語に重点を置き、補填として小論文の添削もお願いしました。

合格体験記

福岡にある大学に通っていました。ですが編入学を検討することにしました。第1、2志望両校共に英語の試験が課せられていました。私は、高校時代に英語検定準2級を取得していましたが英語は大の苦手でした。大学生になってからは更に英語に触れる機会が減り、3年次に受けたTOIECでは400点程度の点数でした。これでは学士入学、編入学試験に合格することはできないと試験日の半年前に家庭教師の利用を始めました。

 家庭教師をお願いするに当たっても随分と大変でした。小学生〜高校生向けの指導をする家庭教師はいらっしゃいましたが、現役の大学生に向けて学士入学、編入学試験のための指導をする家庭教師を見つけることが困難だったからです。実際に、何社か大手の家庭教師協会に連絡を取りましたが、了承を得ることはできませんでした。私は大学では法学部に在籍していました。ゼミの担当教授に相談したところ、とある弁護士の方をご紹介くださいました。その方の知人で予備校で英語の指導をされていた方と巡り会い、その方にお願いすることになりました。
 
家庭教師は週1回120分。半年という短いスパンで、学士入学、編入学試験に備えるに当たり、まずはTOIEC700点を目標に据えることを決めました。先生が用意された問題を制限時間いっぱいで解き、学力を見ることからスタートしました。先生がおっしゃるに当時の私の英語能力は中学卒業程度〜高校1年生程度。語彙が極端に少ないことがまず挙げられるとおっしゃいました。毎日の課題として30の単語を覚えることが課せられました。単語といってもその1つの意味だけでなく、3つの文章と一緒に覚えるのです。その文章の1つは先生がご呈示くださいましたが、残りの2つは自身で考えます。単純なものではなく、3様に変化を持たせ、異なる構成で覚えなければなりません。ですから1週間分の宿題として、1、次の1週間分30ワードを使った60の文章を考えること。2、考えた文章がどのような構成なのか説明できる準備をしておくこと。3、前回提示した60の文章と先生が提示した30の文章合わせて90の書き取り、読み取りをしておくこと。が課せられました。文章を覚えることができたかは授業のオープニングでチェックします。しかし、チェックする試験はそっくりそのままの文章ではなく、先生が1週間分のワードと私が考えた文章、先生が提示した文章から更に再構成して作られたものでした。辞書を引く間に必ず目にしたであろう語彙などを含ませ、先生が試験問題を作ってくださいます。「辞書は電子辞書ではなく、紙の辞書を使い、一度調べた箇所には鉛筆で線を引き、2度目は赤いボールペン、3度目はラインマーカーで線を引きなさい」と指導されていました。オープニングのチェック時間は、次回の分の提示と合わせて20分程度でした。
 
それからは先生が作られたオリジナルのテキストで授業を進めます。テキストは中学卒業〜高校1年程度の英語能力しかなかった私に、大学卒業程度の英語能力がつくように再構成されたものです。こちらで学んだことも改めてノートにまとめ、習った構文を使って会話文を作ることが宿題でした。そして好みの洋楽を聞くことも宿題でした。先生からビートルズを提案され、ビートルズの曲を聞きながら毎日を過ごしていました。すると次第にこれはどんな意味なのかな?と考えるようになります。自然と辞書を引く癖が着いてきました。
 
そのように過ごしている内に3ヶ月が経とうとしていました。その頃に改めてTOEIC模試を受験したところ、550点まで点数がアップしていました。それから残り3ヶ月の過ごし方などを先生と相談し、これからの計画を立てました。実際に点数がアップすると嬉しいもので、それからは更に先生の指導を忠実に守り、過ごしました。洋楽を聞く時間もそれまで以上に長くなり、ビートルズから流行のアップテンポな曲まで口ずさめるようになりました。それまでの英語が苦手という意識はどこへやら…。先生が無理にやらせようというスパルタ姿勢ではなく、私のやる気を上手く引き出してくださる指導をしてくださったからこそだと思います。
 
そして試験まで残り2週間となった時、3度目のTOEICの過去問を解いてみました。すると目標を超え、715点の点数を取得しました。それから先生は残り時間が少ないからと言って、今以上に詰め込もうとしないこと、自由な時間を楽しむことを忘れない、きちんと寝る、食べることと再度指導してくださいました。私は先生の指導を忠実に守りました。すると第2志望の山口県立大学に合格することができました。第1志望の山口大学には今一歩及びませんでしたが、先生の指導がなければ、第2志望校にすら進学することはできなかったと思います。進学後に好みの分野の勉強に打ち込み、日本語教員資格を取得、日本語教育能力試験に合格できたことも先生と過ごした半年間があったからこそだと思います。今はただただ、感謝でいっぱいです。 あの半年間を経験し、その後は何事にも積極的に、前向きに取り組めるようになりました。これからの私の人生にも大きな支えとなってくれるものと思います。教師となった今、先生がしてくださった指導が今の目標です。

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