福岡県の小学校受験対策情報

S.Yさん
S.Yさん
3児の母で子どもの幼稚園受験を経験しており、現在は中学校受験及び小学校受験を目指して情報収集や子どもへの指導を行っております。主人の指導経験及び、受験経験(幼稚園受験・小学校編入試験・中学校受験・筑波大学附属駒場高等学校・東京大学文科一類合格)に基づき、記事の執筆を手がけました。

執筆者経歴

東大螢雪会2年、SAPIX中学部(高校受験)Zクラス2年の指導経験があり、主に高校受験を指導してきました。筑波大学附属駒場高等学校や開成高等学校をはじめとし、多数の難関校への合格実績があります。

受験対策情報

■福岡県の小学校受験の特徴とは

私立では、
西南学院小学校・リンデンホールスクール小学部・福岡雙葉小学校
等が特色のある教育を行っており人気を集めています。

国立は、
福岡教育大学附属福岡小学校・福岡教育大学附属小倉小学校・福岡教育大学附属久留米小学校
等があります。

福岡県の小学校受験では、併願校を県内で探す方が多くいらっしゃいます。
福岡県の高校受験では、公立高校でも進学実績が良い学校があり、公立志向の方も多くいらっしゃいます。
その為首都圏のような過度に加熱した小学校受験ではなく、ご自分のお子さんにあった学校を選び、いくつかの学校を受験する方が多くいらっしゃいます。

■福岡県の特色のある小学校とは

西南学院小学校は、キリスト教に基づく教育を行っており、礼拝やカウンセリングなど、子供の心のケアに積極的に取り組んでいる共学校です。
幼稚園から大学院まで、様々な教育機関があります。
通学範囲に制限が無いので、県内だけではなく、近隣の県からの志願者もいらっしゃいます。

西南高等学校の2013年度の大学合格実績は、九州大学55名、早稲田大学27名等、九州地方以外の大学にも多くの合格者を輩出しており、西南学院大学には163名が合格しています。

福岡雙葉小学校は、キリスト教の精神に基づく教育を行っている女子校です。
姉妹校が東京都や神奈川県そして静岡県などにあります。
福岡雙葉学園には幼稚園から高等学校までの教育機関があり、雙葉独自の伝統と校風の中で品性を養い、学ぶ楽しさを知る為に英語教育や情報教育など様々な特色のある教育を受けることが出来ます。

リンデンホールスクール小学部は、小中高の一貫教育を行っている小学校です。
日本人の教師だけではなく、ネイティブスピーカーを加えたチームティーチング制を導入しています。
勿論日本語の学習もきちんと行っており、道徳では日本の歴史や伝統だけではなく文化も学びます。

リンデンホールスクール中高学部は、海外の大学を受験する際に必要となる、国際バカロレアのディプロマプログラム(DP)の認定校であり、海外の大学への進学をお考えの方に適した環境であると言えます。

福岡教育大学附属福岡小学校は、創立135年を超える歴史と伝統のある共学校です。
福岡教育大学の附属小学校として、教育の研究及び教育実習が行われています。
帰国子女学級等があり、英会話や「生き方」などの特色のある教育を取り入れています。
附属の中学校に内部進学をすることが可能ですが、内部進学者数は公表されていません。
附属高校が無いため、小学校から高校受験を目指して勉強をするお子さんも珍しくありません。

■小学校受験の願書に欠かせない写真について

小学校受験では、本人の写真だけではなく、家族の写真が必要になるケースが多くあります。
写真を撮る場所については、特に指定されることはありませんが、受験用の写真撮影に慣れた写真館にお願いするのが無難です。
例えば東京都の女子校である東京女学館では、家族写真に細かい指定があり、立ち位置も決められています。
福岡県内でも、お受験用の写真撮影を手がけている写真館は多くあります。
デジタルで顔の傷の修正を行うことが出来る写真館もあり、肌荒れや怪我などのトラブルがあっても写真撮影を行うことが可能です。

・写真を撮る時期

写真を撮影する時期に関しては、「なるべく最新の物を用意したい」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
けれどもお教室に通っている場合、願書チェックなどで撮り直しを勧められることもあります。
また、できあがった写真が必ずしも気に入るわけではありませんよね。
そこで小学校受験用の写真撮影は、なるべく8月の末までには1度撮影を行うことがお勧めです。

良い写真を撮るためにはカメラマンの腕だけではなく、モデルの協力も必要不可欠です。
普段あまり写真を撮り慣れていないお子さんは、緊張してしまって良い表情が出にくくなってしまうことも珍しくありません。
リラックスして撮影にのぞむことができるように、和やかな雰囲気作りを心がけましょう。

・願書の写真の服装等

写真の服装は、基本的には受験当日と同じ服装で良いとされています。
写真用と受験用に2着スーツをあつらえる必要はありません。
それよりもお子さんの服装や髪型などに注意を払いましょう。
特に男の子の場合には、髪の毛が少し伸びるだけで印象が異なります。
ご自分のお子さんの特性をよく考えることが大切です。

・写真の使い分け

願書用の写真を複数用意して、志望校別に使い分けるご家庭もあります。
写真だけで合格が決まるわけではありませんが、親の努力で補える部分は全て全力を出すというお考えの方も珍しくありません。
写真の使い分けは必須ではありませんが、様々な雰囲気のカットを撮影し、より志望校にあった写真を選びましょう。

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