愛媛県のM.Oさんの
合格体験記

M.Oさん
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愛媛県松山市の公立中学校に通っていました。理数系が大の苦手で、テストでは30点前後の点数を取っていましたが、家庭教師を始めてから半年ほどで50点以上がコンスタントに取れるようになりました。

家庭教師の利用方法

中学2年生の秋頃から、週1回、水曜日の夕方から90分間の授業を受けていました。教科は最初数学と理科のみを教えてもらっていたのですが「5教科を満遍なくやった方がいい」というアドバイスを受けて、3年生になってからは5教科すべてを教えてもらうようになりました。

合格体験記

 僕は、小学校の頃は家であまり勉強をしていなくても、授業さえ聞いていればテストはソツ無くこなせるタイプで、成績も可もなく不可もなくといった感じで、勉強について困ったことはほとんどありませんでした。なので、小学校にいる間は親も楽観視していたのですが、中学に入ってからは「中学校は小学校とは違う。毎日学年プラス1時間は勉強しないと追いつけない」と、急に勉強について口うるさく言うようになりました。中学校に入学する1ヶ月ほど前から、無理やり塾にも行かされるようになったのですが「オレの言い分も聞かないで…」という不満な思いから、勉強に対するモチベーションは下がる一方でした。それでも、中学校に入りたての頃は、小学校同様授業さえ聞いていればそれなりにテストの点も取れていたので、親も僕自身も安心し切っていました。

 ところが、2学期に入ってから初めてのテストで、数学で30点を取ってしまったのです。当時僕は水泳部に入っていて、夏休み中もずっと練習浸けで、家に帰ってからはすぐに疲れて眠ってしまい、夏休みの宿題すら全く手をつけずにいたような状態だったので、今考えれば当然の結果だったと思います。ただ、この点数に親は激怒。激しく叱られたうえに、家に帰ってからの唯一の楽しみだったゲームも禁止にされてしまい、僕は完全に勉強に対するやる気を失ってしまいました。

 理数系が苦手な一方で国語や社会などの文系科目は大の得意だったので、その後も全体的に見ればそこそこの点数を取れていたのですが、2年生になってからは得意だった文系科目の点数も落ち込み、学校内の順位も、中の上だったのが半分から下にまで転落してしまったのです。マイペースだった僕も「これはさすがにヤバい!」と思い一生懸命勉強しようと思い立ったのですが、通っている塾はレベルが高過ぎて行きたくないし、今までひとりで勉強をしたことも無かったからやり方も分からない、というので八方ふさがりになってしまいました。

 そんな頃に、母親の友達から「家庭教師を始めたらどうか」と勧められました。「家庭教師は1対1だから、分からないところがあってもそのまま進むことはないし、宿題のやり方から丁寧におしえてくれるみたいだよ」といった旨の話を聞いたと思います(少々うろ覚えですが)。

 そこでさっそく無料体験をやっている家庭教師会社に連絡して、体験授業を受けました。体験授業に来た先生はすごく感じの良い人で、普段の勉強に対するアドバイスも丁寧にしてくれたのを覚えています。「確かに1対1だったらしっかり勉強できるかもしれない」と思った僕は親に頼み込み、それまで通っていた塾を解約して、家庭教師一本で勉強していくことになりました。

 体験授業から2週間ほどで、僕を指導してくれる先生が家にやって来ました。地元の大学の教育学部に通う、男の先生だったのですが、僕とは好きなマンガが同じということもあって、比較的すぐに打ち解けることが出来ました。

 指導が始まってみると、僕は数学の中でも1年生で習う単元が理解できていない、ということが分かり「この単元が分かるまでは先に進まないでおこう」という先生の方針もあって、2年生だったのに1年生の内容を復習していくことになりました。「これじゃ授業に追いつけないんじゃないの?」と子供ながらに不安な気持ちになりましたが、言われた通り1年生の単元を復習してから2年生の単元をやってみると、驚くほど簡単に解けるようになるのが分かったのです。先生は常々「焦って基本をおろそかにしたら、いくら頑張っても伸びないよ」と言っていたのですが、その意味を実際に「体で」感じることが出来て、そこから一気に勉強が楽しくなってきました。

 家庭教師を始めた直後の、2学期の中間テストはそれまでとほぼ代わり映えのしない点数に終わったのですが、期末テストでは30点前後をうろついていた数学のテストで40点代後半。当然いい点数ではないのですが、先生はこれでもか、というくらいオーバーに褒めてくれたのを覚えています。

 これで一気に「家庭教師はいい!」と思い始めた僕は、3年生になったのを境に、それまで数学と理科だけを教えてもらっていたのを、5教科すべてを教えてもらうコースに変更。指導中は数学を重点的にやることにして、他の教科は学校の宿題を見てもらう、という形で進めていくことになりました。1、2年生の頃は学校の宿題にすら手を付けていなかった僕からすれば、これは大きな進歩だったと今になって思います。部活を引退して勉強に専念するようになってからは、下がっていた成績もじわじわと伸びていき、2学期の末には元の「中の上」の位置にまで復帰することが出来たのです。

 内申点の関係上、志望校は当初思っていたところから1ランク落としたところを受験することになったのですが、それまでの努力の甲斐あって何とか合格。宿題すら出来なかった僕が高校に合格できたのは、家庭教師の先生が「宿題のやり方」から丁寧に教えてくださったおかげだと感謝しています。

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